大橋 翠石(おおはし すいせき)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.大橋 翠石の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

大橋翠石は、洋画の影響を受けながらも日本画の繊細で緻密な独自の様式で虎などを描ききった日本画家です。輪郭を描かずに、濃淡や縞模様だけで躍動感のある動物を描いたこの画家の作品は、美術館にも収蔵されるほどで今でも人気があり、買取額も高値になる傾向があります。

このページの目次

2.大橋 翠石という絵画作家について

大橋翠石は、緻密な毛書きで非常にリアルな虎画を描き、「虎の翠石」と呼ばれていました。晩年には従来の日本画とは一線を画した、濃密な背景を表現する独自の「須磨様式」を完成させました。その作品は国際的な博覧会や万国博覧会で金賞などの賞を多く受賞し、明治天皇と皇后、朝鮮の李王家にも作品を献上するなどの輝かしい功績を残しています。

3.大橋 翠石の絵画作家についての経歴など

大橋翠石は、1865年に岐阜県で生まれ、幼少の頃から画を描くのを好みました。南画家戸田葆堂、その師の天野方壷らに就いて、その後渡辺小崋にも入門しています。見物小屋で虎を実際に見たことをきっかけに、虎画を描くようになりました。1912年に神戸の須磨地区に移住して、背景に遠近感や立体感のある山林や雲などを濃密に描く「須磨様式」を確立しました。虎以外の動物画や観音像、山水、蛍などの作品もあります。1945年に81歳で老衰のため亡くなりました。

4.大橋 翠石の絵画代表作品とは

  • 月下虎
  • 猛虎
  • 虎図屏風、六曲一双

5.大橋 翠石の絵画作品の買取査定ポイントを解説

大橋翠石の作品は、晩年期の作品が最も高額で取引されるようです。青年期から初期、中間期、晩年期、最晩年期と画風に変遷があり、緻密な毛書きとまるで生きているような写実性が見られる虎画は非常に人気があるため、かなりの高額査定が期待されます。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 人気のある虎画の作品か
  • 正式な鑑定書が付いているか
  • 共箱はあるか
  • 印譜はあるか

6.大橋 翠石の絵画作品の取引相場や参考価格

模写も多く出回っていますが、真作と確認できればかなりの高額になるようです。最近のネットオークションで須磨様式の『月下吠乕之図』が、544,001円で落札されています。印譜は1942年に喜寿の記念として翠石自身が号した画号「翠石寿」で、最晩年期の希少な一幅です。サイズは、軸寸が約204cm×66cm、画面寸が幅約138.5cm×51cmで、状態がよい掛け軸作品となります。日本画の作品でも真作で状態がよければ、さらなる高額査定も期待できるでしょう。

7.大橋 翠石の絵画作品の買取についてのまとめ

大橋翠石は、明治から昭和にかけて活躍した緻密でリアルな虎を描いた日本画家です。その作品は現在も人気が高く、多くの人が真作を求めています。大橋翠石の貴重な一品をお持ちでしたら、現在は高値が期待されますので、一度査定されてみてはいかがでしょうか。

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