小栗 宗湛(おぐり そうたん)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.小栗 宗湛の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

小栗宗湛は、室町時代中期の画僧です。扇面や掛軸からふすま絵まで幅広い画域で、足利将軍家の御用絵師として華々しく活躍しましたが、作品はほとんど確認されていません。希少な宗湛の肉筆の真作が見つかれば歴史的発見とも考えられ、査定時にも高い金額を提示される可能性があります。

このページの目次

2.小栗 宗湛という絵画作家について

小栗宗湛は、中央漢画界の権威として高倉御所や雲沢軒、石山寺などでふすま絵を描きました。1473年頃まで作画の記録が残っています。旧大徳寺養徳院のふすま絵『芦雁図』(重要文化財)6面のうち2面は、宗湛の書き残したものを子の宗継が完成させたとされています。師の周文が高遠山水を得意としたのに対し、宗湛は平遠山水を特色としていました。

3.小栗 宗湛の絵画作家についての経歴など

小栗宗湛は、1413年に武士の子として生まれました。鎌倉幕府や足利幕府とつながる武将でしたが、1455年に領地を失い、出家して相国寺に入ります。そこで画僧周文に水墨画を学び、1462年に京都相国寺松泉軒のふすま絵を描いて室町幕府8代将軍足利義政に認められ、1463年に周文の後継として足利将軍家の御用絵師となります。漢画の正統を受け継ぐ穏健な画風で、御用絵師として生涯活躍し、1481年に69歳で亡くなりました。

4.小栗 宗湛の絵画代表作品とは

  • 芦雁図

5.小栗 宗湛の絵画作品の買取査定ポイントを解説

現存する作品の数が非常に少なく、小栗宗湛本人の作品を見つけるのは難しいのですが、探し求める人は多いため、肉筆画の真作であるかが高額査定の重要なポイントです。小栗宗湛本人作の証明となる鑑定書が付属された画であれば、さらに査定額が高くなります。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 真作の肉筆画か
  • 正式な鑑定書が付いているか
  • 作品の状態は良好か
  • 落款はあるか

6.小栗 宗湛の絵画作品の取引相場や参考価格

ネットオークションで真作肉筆と証明された淡彩山水風景画が、155,000円の高い価格で落札されました。サイズは本紙が縦105cm×横30.5cm、総丈が縦190.5cm×横44cmで、時代軸箱や書状などがついています。雄大な山水風景が描かれて圧倒的な鑑賞性を誇りますが、経年劣化がある状態の掛軸作品です。正式な鑑定書がついた宗湛本人の作であれば、このように高値での査定が見込めるでしょう。

7.小栗 宗湛の絵画作品の買取についてのまとめ

小栗宗湛の作品は、とても古い時代に描かれ、本人作とされるものがほとんど見つかっていません。そのため真作の肉筆画は非常に貴重で、市場に出ることが期待されています。一度お手元の小栗宗湛の作品を確認していただき、査定されてみてはいかがでしょうか。

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