荻須 高徳(おぎす たかのり)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ
1.荻須 高徳の絵画作品を売りたいお客様へのご案内
荻須高徳は半世紀以上にわたってフランスで過ごし、パリの風景を描き続けた洋画家です。当時のシラク・パリ市長に「最もフランス的な日本人」と評され、フランスでの評価も高いものがあります。日本国内の美術館にも多く収蔵され、近年その評価はますます高まっているようです。
このページの目次
2.荻須 高徳という絵画作家について
荻須高徳は活動期間の大半をパリで過ごしており、初期の作品はヴラマンクやユトリロの影響を受けています。荒々しいタッチで描いた作品が多かったのですが、1934年に開催した個展の頃から落ち着いた画風へと変化していきました。パリの街並みや建造物を造形性に富んだ構成で描き、重厚で堅牢な画風へと高める造形主義の姿勢をとったのです。その作品はフランスの人々の心を捉え、高く評価されています。
3.荻須 高徳の絵画作家についての経歴など
荻須高徳は1901年、現在の愛知県稲沢市に生まれました。1921年に川端画学校に入り、藤島武二に師事します。その後、東京美術学校に入学し、1927年に卒業。同年の9月に渡仏しました。1928年のサロン・ドートンヌに初入選すると、1934年には最初の個展をジュネーヴで開催しています。荻須の作品はフランスで愛され、1956年にレジオン・ド・ヌール勲章、1974年にはメダイユ・ド・ヴェルメイユを授与されました。1986年に84歳で死去。文化勲章を受賞しています。
4.荻須 高徳の絵画代表作品とは
- サン・タンドレ・デザール広場(1938年)
- モンマルトル裏(1940年)
- 金のかたつむり(1978年)
5.荻須 高徳の絵画作品の買取査定ポイントを解説
荻須高徳の作品はフランスでも人気が高いため、真作であれば高値で取引される傾向にあります。贋作が多く出回っているため、査定のときに鑑定書を用意しておけば有利です。また、絵の痛み具合を確認して、必要であれば修復に出しておくことをお勧めします。
代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら- 本人が描いた作品であるか
- 絵にカケ・ヒビなどないか
- 正式な鑑定書の付属
- 署名、落款の有無
6.荻須 高徳の絵画作品の取引相場や参考価格
高い人気がある荻須高徳の作品は、贋作も多く出回っています。ネットオークションなどでは出品されている作品のほとんどが、荻須高徳の真作ではないようでした。そういった作品は数万円での取引となっています。真作として取引されている作品の中では『街角』という油彩画が、2,100万円という高値で取引されていました。絵の大きさは20号で、縦60cm、横72.8cmです。
7.荻須 高徳の絵画作品の買取についてのまとめ
荻須高徳は長年フランスで暮らしていたため、日本人としてではなくパリで生きる者として街並みを見ていたのかもしれません。パリの人々の生活の場を切り取って描いた荻須の作品は、フランスで広く愛されています。真作であれば数百万円以上の高額査定も期待できるので、荻須高徳をお持ちであれば、ぜひ一度査定に出されてみることをお勧めします。
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