小川 破笠(おがわ はりつ)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ
1.小川 破笠の絵画作品を売りたいお客様へのご案内
小川破笠は、漆芸家として名を成してから大和絵の土佐派や琳派の画を学び、独自の画風で浮世絵や人物画を描きました。青年期は芭蕉庵に出入りして松尾芭蕉らと交流があり、後に芭蕉の肖像画を数点描いています。画家として活躍した期間は晩年の約25年間で、肉筆作品は非常に希少で人気があり、高い買取額が期待できます。
このページの目次
2.小川 破笠という絵画作家について
小川破笠は非常に多才な人で、俳諧、漆芸、絵画などさまざまな分野で才能を発揮し、特に漆芸の作品は「破笠細工」と呼ばれて世界的にも高い評価を得ました。画は交友していた英一蝶に学んだとされ、独自の画風を形成していったと言われています。狩野派の中に土佐派的または浮世絵風な風情を盛り込んだ、目の醒めるような色彩と克明な描写の人物画が多く残っています。
3.小川 破笠の絵画作家についての経歴など
小川破笠は、1663年に伊勢で生まれました。江戸生まれという説もあります。30代までは松尾芭蕉の下で俳人として活躍し、十数年の空白期間の後、享保年間に50代で独創的な漆芸家、絵師として登場します。派手好みだった当時の人々に人気となり、61歳のときに弘前藩藩主津軽信寿に細工人として好待遇で召し抱えられました。その後は津軽家の支援を受けて漆芸と絵画の道で活躍してすばらしい作品を残し、1747年に85歳で死去しました。
4.小川 破笠の絵画代表作品とは
- 犬と戯れる遊女と禿図(1715年)
- 文房意匠板戸(1720年)
- おかめ図(三平二満図)(1726年)
- 美人図
- 九貢象意匠硯箱
5.小川 破笠の絵画作品の買取査定ポイントを解説
ほとんどの作品が美術館に収蔵されているなど世に出回る作品の数が非常に少なく、肉筆画の真作であるかが高額査定の重要なポイントです。漆芸作品は比較的数が出回っていますが、日本画で証明となる鑑定書が付属されていればさらに査定額が高くなるでしょう。
代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら- 肉筆画か
- 落款はあるか
- 正式な鑑定書が付いているか
- 共箱はあるか
6.小川 破笠の絵画作品の取引相場や参考価格
小川破笠の日本画は模写が多く出回っていますが、真作肉筆の作品はなかなかオークションに出ません。漆芸作品『支那万暦丸墨型印籠』がネットオークションで241,000円で落札されました。丸墨の形を模した印籠で径8.5cm×厚さ2.3cm程のサイズで根付、緒締、時代箱がついていますが、スレや傷、割れなどがある状態です。日本画の作品は貴重で、小川破笠本人の作で状態がよければさらなる高値の査定も見込めるでしょう。
7.小川 破笠の絵画作品の買取についてのまとめ
小川破笠は俳諧、漆芸、日本画と才能を発揮し、さまざまな作品を残しました。その高い描写力で描かれた鮮やかな日本画は多くの人を魅了していますが、世に出回っている作品は非常に少ないのが現状です。その中で真作の肉筆画は貴重で高値の可能性があるので、一度査定してみてはいかがでしょうか。
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