尾形 光琳(おがた こうりん)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ
1.尾形 光琳の絵画作品を売りたいお客様へのご案内
尾形光琳は、背景に金銀箔を用いたり、型紙を使ったパターン画の繰り返しを用いたりとそれまでの大和絵にはなかった独自の画法を取り入れ、日本だけでなく海外にも影響を与えた琳派の画家です。その作品は絵だけでなく、着物や茶器などさまざまな工芸品となって残っており、今でも根強い人気を誇っています。それだけに本人の肉筆や箱・布などが付属しているものは特に高額査定が期待できるでしょう。
このページの目次
2.尾形 光琳という絵画作家について
尾形光琳は、江戸時代中期を代表する画家・工芸意匠家です。平安時代から続いていた大和絵を、独自のセンスで進化させた斬新な構図と、大胆な画面展開で描かれた光琳の画風は、その装飾性・芸術性を高く評価され、後に琳派最大の巨匠の一人と呼ばれるようになりました。手掛けた作品は幅広く、屏風絵や蒔絵、団扇、小袖、水墨画など多岐に渡ります。
3.尾形 光琳の絵画作家についての経歴など
尾形光琳は万治元年京都出身、呉服商を営む家の次男として生まれました。父の影響で幼少時から能、茶道、書道といった芸術を学んだ光琳は、30歳で父が死去すると莫大な遺産を相続。しかし40代頃まで続けた享楽的生活により破産、生活のために画家として筆を取る道を選びます。59歳で永眠するまでに手掛けた作品は屏風から工芸品まで幅広く、『燕子花図屏風』『紅白梅図』『八橋蒔絵螺鈿硯箱』といったいくつかの代表作は後に国宝に指定されました。
4.尾形 光琳の絵画代表作品とは
- 燕子花図屏風(1701年~1704年頃)
- 八ツ橋図屏風(1711年~1714年頃)
- 風神雷神図屏風(18世紀)
- 八橋蒔絵螺鈿硯箱(18世紀)
- 白地秋草模様描絵小袖(18世紀)
5.尾形 光琳の絵画作品の買取査定ポイントを解説
尾形光琳は知名度、人気共にとても高く、それゆえ真作であればかなりの高額が付くことでしょう。屏風や団扇のような繊細な芸術作品は特に状態の良し悪しによって買取金額は左右されます。また、箱や布・折紙といった付属品が揃っていればより高値が提示されるでしょう。本人の肉筆があることも高額査定の重要なポイントです。
代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら- 正式な鑑定書が付いているか
- シミ、ほこり、汚れなどがないか
- 箱や付属品が揃っているか
- 双幅(左右一対)作品の場合はどちらも揃っているか
6.尾形 光琳の絵画作品の取引相場や参考価格
尾形光琳の作品は大変人気のため、ネットオークションでは模写が高額で取引されている場合もあり注意が必要です。以前出品された『白菊図枕屏風』(縦57.3cm×横90.7cm×2面)は、真贋不明で傷やヒビがありましたが、概ね状態は良好。102,100円という高値で落札されました。他にも、肉筆保証された掛け軸『花入に椿』(合箱付き、縦195cm×横47.1cm)は21,240円で落札されています。全体にヤケやシミ、汚れがありましたが、状態は良好でした。真作で状態もよければ高額な査定が期待できます。
7.尾形 光琳の絵画作品の買取についてのまとめ
尾形光琳は江戸時代に活躍した画家で、本阿弥光悦と俵屋宗達が創始した琳派の発展に貢献、後に琳派最大の巨匠と呼ばれるようになりました。手掛けた作品は、屏風や掛け軸を始め小袖、茶器、水墨画と多種にわたります。今でも高い人気を誇る光琳の作品、お手元にある方はぜひ一度査定に出してみてはいかがでしょうか。
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