織田 広喜(おだ ひろき)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.織田 広喜の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

織田広喜は、20世紀中頃から21世紀初頭まで活躍し、戦後の日本の洋画界に独自の地位を築いた画家です。苦学して画家となり、大きな帽子を被った哀愁の漂う女性像や、自由な筆致で描かれた幻想的な風景などの数多くの作品を残しました。滲むような色彩と独特の浮遊感が生むとてもロマンチックな作風で人気を博しています。

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2.織田 広喜という絵画作家について

織田広喜は、日本美術学校にて大久保作次郎や藤田嗣治、岡田謙三に指導を受け『みづゑ』の編集部などを手伝いながら苦学して絵画を学びました。二科賞を受賞した初期の大作『黒装』は、戦後直後にドレス姿の女性を白黒のペンキで描いた破天荒なものでした。渡仏後は、パリの風景や女性像でも人気を博しました。現実をそのままに描くのではなく「想像し嘘をつく」ことを重視し、夢想的な風景や女性像を描きました。

3.織田 広喜の絵画作家についての経歴など

織田広喜は、1914年に現在の福岡県嘉麻市に生まれ、15歳で働きに出て陶器の絵付けや郵便局員として働きました。1931年より、犬丸琴堂に油彩画を教わり、翌年に上京。1934年~1939年に日本美術学校絵画科へ通いました。1940年に第27回二科展に初入選を果たし、1946年には二科賞を受賞しました。1960年に初渡仏し、以後たびたびフランスを訪れ同地の風景をモチーフとしました。勲3等瑞宝章受章や、フランス芸術文化勲章など数々の栄誉を得て、2012年に98歳で亡くなりました。

4.織田 広喜の絵画代表作品とは

  • 黒装(1946年)
  • 讃歌(1950年)
  • パリ祭(1962年)
  • サンドニーの少女(1968年)
  • 夕やけ空の風景(1995年)

5.織田 広喜の絵画作品の買取査定ポイントを解説

織田 広喜の買取査定にあたっては、画家の本物の作品であるかどうかがまず重要となります。来歴が判明していたり、証明書が付帯されていれば鑑定の助けとなります。素描や版画よりも油彩画が高く評価される傾向にあります。また、サイズが大きいほど査定額は高くなるでしょう。欠けやカビ、日焼けやシミがないかなど、状態の良し悪しも査定額を左右するポイントです。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 織田 広喜の真作であるかどうか
  • サイズは大きいかどうか
  • 来歴や出品履歴が判明しているかどうか
  • 日焼け、シミなどがないかどうか
  • 出来栄えが良いか

6.織田 広喜の絵画作品の取引相場や参考価格

織田 広喜の作品は、買取価格はあまり公開されていませんが、画廊でも頻繁に取引があり、ネットオークションでは比較的手頃な価格で落札されています。2019年5月には、31.8cm×41.0cmの『モンパルナス レストラン風景』に106件の入札があり、18万円で落札されました。また、画家のトレードマークでもある赤い帽子の少女を描いた27cm×22cmの作品には、64件の入札が集まり、3万4,000円で落札されています。

7.織田 広喜の絵画作品の買取についてのまとめ

織田 広喜は、長い画業のなかで、詩情あふれる風景や少女像を数多く描き、独特の世界観を築き上げました。代名詞とも言える帽子の少女像は比較的手頃な価格で取引され、欧州の風景画に人気が集まっているようですが、描かれた年代やサイズ、画題によってはより高額な査定も期待できるかもしれません。織田広喜の作品をお持ちでしたら、是非、買取査定のご相談をお寄せください。

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