野口 弥太郎(のぐちやたろう)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ
1.野口 弥太郎の絵画作品を売りたいお客様へのご案内
野口弥太郎は近代日本を代表する洋画家です。フォービズムに強く影響を受け、フォーブ風のタッチで風景画や人物画を多く描きました。また、父の故郷である長崎をテーマとした作品を多く残したことでも知られています。戦後には毎日芸術賞や勲三等瑞宝章など、数多くの賞を受賞。近代日本洋画の先駆者として、日本洋画界に大きな影響を与えました。
このページの目次
2.野口 弥太郎という絵画作家について
野口弥太郎は中学卒業後に画塾に入学し絵の勉強を始めますが、すぐに独学の道を選択します。30歳の時に渡欧し、4年間の滞欧生活を送りました。ヨーロッパではフォービズムに強く影響を受け、骨太な筆触や大胆な空間構成、明るい色彩感覚を学びます。また、戦後は父の故郷である長崎を何度も訪れ、長崎の風景をテーマとした絵を多く描いています。その他にも美術団体連合会や日本アンデパンダン展などに出品するなど、戦後の日本洋画界に大きな影響を与えました。
3.野口 弥太郎の絵画作家についての経歴など
野口弥太郎は1899年に東京に生まれ、中学を卒業した後に私立美術学校である川端画塾で絵の勉強を始めました。1922年以降二科展で連続入選し、洋画家の萬鉄五郎に評価され注目を集めます。1929年に30歳でフランスに渡り、美術展示会であるサロン・ドートンヌに出品。フランス政府に作品を買い取られています。帰国した後は、ヨーロッパで学んだフォービズムや明るい色彩を特徴とした絵を多く描く様になりました。また、1964年に毎日芸術賞、1972年には紺綬褒章を受章。1976年に76歳でこの世を去りました。
4.野口 弥太郎の絵画代表作品とは
- 黒と黄(螺裸)(1955年)
- 月下美人と女性(1966年)
- 那智の瀧
- 巴里の眺め
5.野口 弥太郎の絵画作品の買取査定ポイントを解説
野口弥太郎の作品は風景画が人気が高く、高値で取引される傾向にある様です。野口弥太郎の作品を売る際に重要なのは、作品の状態の良さです。絵に汚れやカビ、損傷があるかは重要な査定ポイントとなります。野口弥太郎の作品を売ろうと考えている方は、保存状態に注意すると良いでしょう。
代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら- 本物であるか
- 作品の状態の良さ
- いつ頃の作品か
- 人気作品かどうか
6.野口 弥太郎の絵画作品の取引相場や参考価格
野口弥太郎の作品はヤフオクなどでも取引がされており、相場価格はおよそ数万円~十数万円となっていました。別なネットオークションサイトで約12万円で落札されたのはポルトガルにある宮殿を描いた『シントラの宮殿』です。サインがある他、作品や額の状態も非常に良いものでした。この作品のサイズは21cm×26cmと飾りやすい大きさで、キャンバスに油彩で描かれたものです。
7.野口 弥太郎の絵画作品の買取についてのまとめ
野口弥太郎はフォービズム的なタッチと明るい色彩が特徴の画家です。長崎やヨーロッパの風景や人物を描いた作品を多く残しており、その作品は長崎県美術館や長崎市野口弥太郎記念美術館などに収蔵されています。近代日本洋画界を代表する人物として現在でも人気がある野口弥太郎の作品は、作品の状態が良ければ高額査定が予想されます。野口弥太郎の作品をお持ちの方は是非一度査定に出されることをおすすめします。
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