中西 夏之(なかにし なつゆき)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.中西 夏之の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

中西夏之は1958年に読売アンデパンダン展において、洗濯ばさみをつかった作品を発表します。翌年の1959年にシェル美術賞展で佳作賞を受賞した後、高松次郎や赤瀬川原平らと「ハイレッド・センター」という反芸術運動を展開するためのグループを結成します。1970年代後半から絵画に主軸を戻し、紫色を基調とした作品を制作するなど精力的に制作を続ける芸術家です。

このページの目次

2.中西 夏之という絵画作家について

中西夏之の絵画作品の大きな特徴は、観念性と感覚性が調和する表現を追求していることで、同名の作品をシリーズとして世に送り出すなど、精力的な制作活動を展開しています。特に1970年代以降の絵画作品は、白や紫、黄緑を主色とした制作活動を展開し、自身の身振りの軌跡を見る者に感じさせる作品を多く制作しています。

3.中西 夏之の絵画作家についての経歴など

1935年に中西夏之は東京で生まれました。東京芸大を卒業し、1963年には読売アンデパンダン展に『洗濯バサミは攪拌行動を主張する』を発表しました。その後、高松次郎や赤瀬川原平らと「ハイレッド・センター」という反芸術運動を展開するためのグループを結成し、様々な立体作品の制作や舞台美術などを手掛けます。1979年代の後半から絵画に戻り、白、紫、黄緑といった色を基調とする油彩作品を多く手掛けます。東京藝術大学名誉教授や女子美術大学客員教授、元倉敷芸術科学大学特任教授を歴任し、美学校の設立にも奔走しましたが、2016年に81歳で脳梗塞により亡くなりました。

4.中西 夏之の絵画代表作品とは

  • I*字型-左右の停止(1986年)
  • 白いクサビ-日射んなかで(1987年)

5.中西 夏之の絵画作品の買取査定ポイントを解説

中西夏之の買取査定ポイントは真作であることと保存状態の良さですが、その大きさや額装の有無も重要なポイントとなります。後進の育成にも尽力した中西夏之の作品は人気が高く、特に中西夏之の特色が顕著に現れている作品であれば、相当に良い査定結果が期待できます。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 真作だと証明できるか
  • 保証書や鑑定書がついているか
  • 大きさはどれくらいか
  • 額装や表装はされているか
  • 保存状態が良いか
  • 市場需要のある作品か

6.中西 夏之の絵画作品の取引相場や参考価格

中西夏之の一般市場での取引相場は約10万円前後となっています。愛好家の多い作家ですから需要は高く、例えば大判のシルクスクリーンでサイン入りの真筆保証、額寸84.7cm×109.4cm、画寸74.3cm×99.2cmの作品は、経年劣化と若干のシミが見られる状態にもかかわらず約16万円で取引されています。ちなみに中西夏彦の作品の多くは無題ですがこちらも同様でした。

7.中西 夏之の絵画作品の買取についてのまとめ

中西夏之は、白、紫。黄緑を多用し、自身と現実空間との緊張関係を主題にした思考性を強く打ち出す作品で著名な現代美術家です。高額査定となるためには、真作を証明できると同時に、保存状態の良し悪しも決め手となります。中西夏之の作品は前衛美術作品として人気が高く、市場価値も需要も十分に見込めます。ぜひお試しだけでも査定に出してはいかがでしょうか。

その他の絵画について