中村 彝(なかむら つね)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.中村 彝の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

中村彝は、明治から大正時代にかけて活躍した洋画家です。レンブラントやルノワールなどの影響を受け、肖像画に秀作を多く残しました。中村彝が日本洋画壇に与えた影響は大きく、37歳という短い生涯でありながら近代日本を代表する洋画家と評されています。

このページの目次

2.中村 彝という絵画作家について

中村彝は、肺結核の療養中に水彩スケッチに親しんだことから画家を志します。第3回文展で褒状を受けて以降も同展で入選を重ね、若くして画壇での地位を確立していきました。しかし、パトロンであった新宿・中村屋の娘、俊子への感情と創作上の苦心から苦悩の日々を送ります。病にも苦しみますが制作活動は続け、第2回帝展に出品した『エロシェンコ氏の像』では大きな賞賛を得ました。

3.中村 彝の絵画作家についての経歴など

1887年、中村彝は現在の茨城県水戸市に生まれました。1904年、肺結核を患って陸軍中央幼年学校を中退。1905年、療養先で水彩スケッチを始め、翌年から白馬会研究所で洋画を学びます。1909年の第3回文展に初入選。1911年〜1914年の間、パトロンであった新宿・中村屋の画室に住み、制作活動を行っています。1921年に病状が悪化し、以降作品の制作がほとんどできないまま、1924年に死去。37歳という若さでした。

4.中村 彝の絵画代表作品とは

  • 帽子を被る自画像(1910年)
  • エロシェンコ氏の像(1920年)
  • 頭蓋骨を持てる自画像(1923年)

5.中村 彝の絵画作品の買取査定ポイントを解説

中村彝は近代日本を代表する洋画家であり、画業が短く作品数が少ないことで高い人気があります。作品の年代や画風、保存状態によっても査定額は大きく変動しますが、中村彝の真作だというだけで高値での買取が期待できるでしょう。その確認のためにも本人のサインや、鑑定書があればなお良いといえます。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 本人のサインがあるか
  • 正式な鑑定書の付属
  • 年代による画風の違い
  • 絵の劣化状況(剥落など)

6.中村 彝の絵画作品の取引相場や参考価格

中村彝のF6号サイズの油彩画『山里』は、18,900円で落札されています。経年による汚れとスレはありますが、サインが確認できる作品です。大きさは、画寸が縦40cm×横30.5cmで、額寸が縦62cm×横52.5cmとなっています。中村彝の作品は画業が短いことから数が少なく、一般的な市場にはあまり出回っていません。そのため、真作であれば希少価値の高さから高値での取引が見込るようです。

7.中村 彝の絵画作品の買取についてのまとめ

中村彝の代表作『エロシェンコ氏の像』は当時、明治以降に油彩で描かれた肖像画で最高の傑作だと評され、重要文化財に指定されています。また、東京都新宿区と茨城県立近代美術館に中村彝のアトリエが再現されており、現在でも人気が高い画家です。中村彝の作品をお持ちであれば、ぜひ一度お問い合わせください。

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