中村 春泥(なかむら しゅんでい)の作品を高価買取!絵画作家の査定ポイントを徹底解説!
1.中村 春泥の作品を売りたいお客様へ
中村春泥は、山口出身の日本画家です。川端画学校卒業後、荒井寛方のもとで日本画を学びました。第28回院展で初入選を果たし、以後入選を重ねました。花鳥を題材として好み、甲冑の写生図も描きました。院友となるなど、日本画家として評価され、多くの作品を残しました。
このページの目次
2.中村 春泥についての解説
中村春泥は、山口県防府市に生まれました。画家を志し上京、著名な日本画家を輩出した川端画学校へ入学します。卒業後は、仏画の寛方と呼ばれていた荒井寛方のもとで学びました。花鳥を題材として好み、多くの作品を残しています。第28回院展で初入選し、のちに日本美術院院友となり、日本画家としての評価を確立。その後も院展で入選を重ねるなど活躍しました。また、甲冑の写生図を描いており、歴史的資料としても評価されています。
3.中村 春泥の歴史
中村春泥は、1904年に山口県防府市に生まれました。本名は信夫といいます。画家を志して上京し、著名な日本画を輩出することになる川端画学校へ入学します。卒業後は、仏画の寛方と呼ばれていた荒井寛方のもとで日本画を学びました。1941年の第28回院展で『青梢』が初入選を果たし、以後も院展で入選を重ねるなど活躍しました。日本美術院院友となり、日本画家とて広く認められました。題材として花や鳥を好み、多くの作品を残しています。1966年に62歳で亡くなりました。
4.中村 春泥の代表作
- 青梢(1940年頃)
- 甲冑写生図
- 月下山桜図
- 鶴
- 花鳥図
5.中村 春泥の作品の買取査定ポイント
院展で入選を重ねた中村春泥の日本画は高く評価されています。正式な鑑定書などがあれば、査定額も高くなる可能性があります。さらに、シミや傷などがない保存状態であることや、共箱などの付属品が残っていることも高額査定の重要なポイントです。そして何より重要なことは、真作であることです。
代表的な査定ポイント- 鑑定書はあるか
- 保存状態は良好か
- 付属品は残っているか(共箱など)
- 中村春泥の真作か
6.中村 春泥の作品の取引相場価格
中村春泥の額装作品は現在正確な相場を知ることは難しくなっておりますが、真作であることが保証されれば、高値で取引される可能性があります。また、作品の保存状態も取引相場価格に影響します。こちらは掛け軸ではありますが、中村春泥の軸に装丁された日本画である『月下山桜図』は、25,000円で出品されています。大きさは、表装サイズで縦160cm、横72cmで桐箱がついています。本紙には、汚れ、シミがあるためにこの価格ですが、真作の額装された日本画で保存状態が良好であれば、さらなる高値の可能性もあります。
7.中村 春泥の作品の買取についてのまとめ
中村春泥は、昭和期に多くの花鳥画を描きました。院展で入選を重ねるなどして活躍し、院友になるなど高い評価を得ています。鑑定書や署名、落款など、真作の保証ができる場合は、高値で取引される可能性があります。もし中村春泥の日本画作品をご所有の場合は、是非一度査定をご検討ください。
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