永地/有吉 秀太(ながとち/ありよし ひでた)の作品を高価買取!絵画作家の査定ポイントを徹底解説!
1.永地 秀太の作品を売りたいお客様へ
山口県洋画家の先駆け的存在と言われる永地秀太。1923年にはフランス政府よりレジオンドヌール勲章を受章するなど、日本のみならず海外での評価も得た画家です。正確なデッサンによる穏やかな作品は人気が高く高額査定が期待できます。
このページの目次
2.永地 秀太についての解説
永地秀太は1923年にフランス政府よりレジオンドヌール勲章を受章したことや、帝展審査員であったことで知られる日本の洋画家です。明確なデッサンが印象的で茶褐色を主にした明るい穏やかな色彩による人物画を得意としています。山口県洋画家の先駆け的存在とも言われ、複数の作品が山口県立美術館に貯蔵されています。
3.永地 秀太の歴史
永地秀太は1873年に山口県で作り酒屋を営んでいる家に誕生します。徳山中学校を卒業後に上京し、本田錦吉郎の画塾である彰技堂にて絵画を学びます。1892年には明治美術会付属教場学校に入学し、松岡寿に師事し、1902年には太平洋画会創設に加わります。同年結婚により名字が有吉から永地に変わるため、1902年以前の作品では有吉秀太とサインのあるものも残っています。1920年から1923年までの3年間は文部省在外研究員としてフランスやアメリカを外遊し、陸軍嘱託画家として活動します。その後は東京高等工芸学校工芸図案科教授や仏国官設美術展準備委員会委員を務めるなど活動を続けますが、1942年自宅にて死去。
4.永地 秀太の代表作
- 静物(1903年)
- 日本海々戦の敵前大回頭(1911年)
- 絞り(1913年)
- 壁に倚れる女(1925年)
- 韓国併合(1933年~1942年)
5.永地 秀太の作品の買取査定ポイント
永地秀太の作品は美術館などに収蔵されておりほとんど市場に出回ることがないことから、真作である場合には高額査定となる可能性があります。そのため重要な買取査定ポイントは永地秀太の真作であるかどうかです。保証書や鑑定書の有無、共シールやサインの有無が査定額に大きく影響すると考えられます。1902年以前の作品は旧姓である有吉秀太名義の場合もありますので、サインをよく確認すると良いでしょう。
代表的な査定ポイント- 永地秀太の真作であるか
- 作品のコンディション
- 作品の大きさ
- 保証書や鑑定書の有無
- 付属品の有無
6.永地 秀太の作品の取引相場価格
永地秀太の作品は市場に出回ることが少なく、インターネットオークションサイトなどで作品を見かけることはほとんどありません。永地秀太の作品は山口県立美術館に貯蔵されていたり、絵葉書として販売されているなど人気が高いです。永地秀太の作品は多くの方に愛されており、また希少価値が高いものとなりますので、真作である場合には高額査定が期待できます。
7.永地 秀太の作品の買取についてのまとめ
山口県洋画家の先駆け的存在として、またレジオンドヌール勲章を受章したことで知られる永地秀太。正確なデッサンにより描かれる穏やかな人物画を愛する方々が多くいます。その作品はほとんど市場に出回ることがないため、希少価値があり高額査定が期待できます。ご自宅で永地秀太の作品が眠っている方はぜひ一度、査定を行ってみてはいかがでしょうか。
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