村上 東洲(むらかみ とうしゅう)の作品を高価買取!絵画作家の査定ポイントを徹底解説!

1.村上 東洲の作品を売りたいお客様へ

村上東洲は、江戸時代後期に京都を中心に活躍した日本画家です。師に鼇山や大西酔月を持ち、山水や人物画をよく描きました。師の画風を受け継いだ、繊細で力強い描写に華やかな色彩が特徴です。残した作品は現在市場に出回らないため希少価値が高まっており、真作が発見されれば高額買取がされる可能性があります。

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2.村上 東洲についての解説

村上東洲は、名は成章、字は秀斐といいます。望月派の僧鼇山または大西酔月に学んだとされ、人や自然への優しく暖かいまなざしの感じられる作品を描きました。門弟には山水花鳥図で江戸時代後期に活躍し、望月派3代目として一家を成した望月玉川を持ち、 後世の育成にも尽力したとされています。

3.村上 東洲の歴史

村上東洲は、江戸時代中期から後期頃に京都で生まれました。1789年から1800年の間に、同時期に活躍していた望月派の画僧・鼇山もしくは平安人物志の画家の項目で冒頭に挙げられている絵師・大西酔月に画を学び、山水人物に長じたとされています。1795年から1809年の間にはのちに望月派3代目として名をはせた望月玉川や甲賀文麗、八田古秀などを弟子に持ち、指導者としても活躍しました。1820年の6月9日に死去。

5.村上 東洲の作品の買取査定ポイント

村上東洲は人物や山水図に長けたとされているため、何が描かれているのかが査定ポイントです。また、残した作品数が不明で、流通数が少ないことから、その希少価値は高まっています。そのため、真作であることの証明ができる鑑定書などが付いていることも査定のポイントです。そのほかにも、傷や汚れがないことが高額買取につながります。

代表的な査定ポイント
  • 人気のある人物や山水図か
  • 鑑定書などが付いているか
  • 保存状態は良いか
  • 付属品は付いているか

6.村上 東洲の作品の取引相場価格

村上東洲の日本画が世に出回ることは珍しいため、作品の希少価値が高まっています。こちらは額装された絵画ではなく屏風になりますが、高さ172cm横幅93.5cmの唐人画が描かれた作品は、ヤケやシミ、ヤブレなど汚れが多い状態で4万円以上の落札価格でした。貴重な額装作品であり、また状態が良ければ買取においても高額査定となるでしょう。貴重な村上東洲の真作絵画をお持ちの場合には、ぜひ一度お問い合わせください。

7.村上 東洲の作品の買取についてのまとめ

鼇山や大西酔月といった優れた師の元で学んだ村上東洲の作品は、繊細な筆使いに豊かな色彩が特徴の絵師です。人物画や山水画に長けたとされ、その画風をのちに活躍する望月玉川らに伝えました。作品の流通数が少ないため、希少価値が高まっています。高額査定となる可能性もありますので、ぜひ一度査定に出されてみてはいかがでしょうか。

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