森内 敬子(もりうち けいこ)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.森内 敬子の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

森内敬子は、1960年代より活躍を続ける画家で、具体美術協会のメンバーとして知られます。具体美術協会は、1954年に吉原治良をリーダとして結成された前衛芸術家グループで、旧来にない描画法やパフォーマンス、体験型作品などのラディカルな活動で知られ、近年、海外のマーケットでの取引価格が高騰しています。ポップで明るい色彩の森内の絵画も、具体のメンバーとして徐々に評価が高まっています。

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2.森内 敬子という絵画作家について

森内敬子は、10代で吉原治良に師事し、具体ピナコテカの展覧会では、床いっぱいに巨大なぬいぐるみを並べるというダイナミックな展示を実行しました。渡米後は、ハプニングやネオ・ダダ、アンフォルメルなど多様なジャンルを横断する作品を制作し、具体グループ解散後にも、インスタレーションや版画、陶芸、空間デザインなどバラエティ豊かな活動を展開していきます。明るくポップな色彩とキッチュな表現が、見る人にパワーを与えてくれるようなチャーミングな作品を制作しています。

3.森内 敬子の絵画作家についての経歴など

森内敬子は、1943年に大阪市に生まれ、1862年に吉原治良と出会い前衛芸術家の道を志します。1964年に大阪樟蔭女子大学を中退し、翌年ニューヨークに渡ってアド・ラインハートやイサム・ノグチなどと交友しました。1968年に具体美術協会に参加し、多様なジャンルを横断する作品を制作。1983年から1986年には西ドイツでパーソナル・コンピューターの登場後の人間の意識について研究しました。1990年代からは、十字や螺旋の記号を、近年では桃をモチーフに作品を制作し、人気を博しています。

4.森内 敬子の絵画代表作品とは

  • 作品(1965年)
  • ダイヤモンドもついに溶ける(1991年)
  • 崑崙山の桃(2007年)
  • 観音桃(2013年)
  • 縷(2015年)

5.森内 敬子の絵画作品の買取査定ポイントを解説

森内敬子の価格査定では、まず本物の作品であるかどうかが重要です。キャンバス裏面にサインやタイトル、年記などが確認できると良いでしょう。大きいサイズの作品に高額の評価がつけられる傾向にあり、仕上がりが良いか、シミや破れ、日焼けなどが無いかといった作品の状態もポイントです。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 森内敬子の本物の作品であるかどうか
  • 来歴が分かるかどうか
  • 作品に欠け、シミ、日焼け、カビなどがないかどうか
  • 出来栄えが良いかどうか
  • サイズは大きめかどうか

6.森内 敬子の絵画作品の取引相場や参考価格

森内敬子の作品は、日本国内の画廊でもしばしば取り扱いがあり、一部買取価格も公開されています。国内のネットオークションでは、73cm×62cmの2009年作『崑崙山の桃』が、額、保証書付きで、10万6,000円で落札されました。他の具体アーティスト同様、海外でも取引があり、2008年に中国で行われたオークションでは、116.7cm×91cmのアクリル絵画『観音菩薩』が、2万1,153米ドル(約230万円)で落札されています。

7.森内 敬子の絵画作品の買取についてのまとめ

森内敬子は、1960年代に活躍した具体のメンバーであるだけでなく、いまも華やかで先鋭的な作品を作り続ける女性アーティストとして人気を集めています。具体の評価の高まりとともに、森内の作品にも注目が集まりつつあり、査定業社も買取を進める傾向にありますので、予想外の高額査定の可能性もあるでしょう。

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