森田 茂(もりた しげる)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ
1.森田 茂の絵画作品を売りたいお客様へのご案内
森田茂は、昭和から平成にかけて活躍した洋画家です。日展に出品を続け、文部大臣賞を受賞し、顧問の任に就くとともに、東光会では、理事長も務めました。1993年には文化勲章を受賞し、故郷の茨城県立美術博物館(当時)や、下館市文化ギャラリーなどでも個展が開催されるなど、長年に渡って築き上げた画業は、高く評価されています。
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2.森田 茂という絵画作家について
森田茂は、同郷の熊岡美彦の作品に感銘し、熊岡洋画研究所で学ぶとともに、熊岡らが設立した東光会に長年出品を続けました。初期より、旅芸人や神楽、文楽など、舞台芸能の演者などをテーマに、原色を多用した激しい色彩と厚塗りの絵具によって、見えないエネルギーを可視化したような情熱的な油彩画を制作しました。エジプトや東南アジアなどの旅先の風景や、赤々とした雄大な富士の絵、画面いっぱいに描かれた花々の絵などでも人気を集めました。
3.森田 茂の絵画作家についての経歴など
森田茂は、1907年に現在の茨城県筑西市に生まれ、一時、東京でも暮らしました。1917年に大阪市へ移るも、1920年からは栃木の中学へ、1924年からは茨城の師範学校へ通い、油絵を描き始めます。1928年に上京し、小学校の図画教員をしながら東光会などに出品を続け、新文展、日展で入選、特選を重ねました。1962年よりエジプトや西欧諸国を訪れ、1965年には東南アジアを旅行し、訪問地に取材した作品を制作しています。1966年以降は「黒川能」を主題とした作品をライフワークとし、叙勲や文化功労者の名誉を授かり、2009年に亡くなりました。
4.森田 茂の絵画代表作品とは
- 飛田広瀬の金蔵獅子(1936年)
- 阿波人形(1946年)
- ラクダと人(1963年)
- 黒川能(1969年)
- 朱富士(1985年)
5.森田 茂の絵画作品の買取査定ポイントを解説
森田茂の買取査定にあたっては、まず画家の真作であるかが重要なポイントです。来歴や出品歴が分かると評価の助けとなるでしょう。サイズが大きいものほど、また、素描や習作、版画よりも油彩画が高額に査定される傾向にあります。制作年代や、画題によっても評価額は異なるでしょう。欠けやシミ、カビなどが無いかどうかも評価の基準となります。
代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら- 画家の真作であるかどうか
- 来歴や出品歴が分かるかどうか
- サイズが大きいかどうか
- 状態が良いか
- 制作された技法、媒体は何か
6.森田 茂の絵画作品の取引相場や参考価格
森田茂の作品には人気があり、画廊でも頻繁に取引がありますが、買取価格はあまり公開されていません。ネットオークションでは、多くは50件以上の入札を集め、高値で落札されています。61.5cm×52.5cmの『黒川能』は、サイン入り、鑑定書付き、額装済みにて26万5,000円で落札されています。裏面にサイン入りで額装済みの22cm×33.3cmの『朱富士』は、128件も入札があり、28万6,000円で落札されました。
7.森田 茂の絵画作品の買取についてのまとめ
森田茂は、鮮烈な色彩と重厚なマチエールによって、対象の不可視のエネルギーを可視化したような独自の絵画世界を築き上げました。現在でも人気があり、画廊でも積極的に取り扱われていますので、富士山や能などの代表的なモチーフを中心に、高額な査定が期待できる画家です。
その他の絵画について
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