牧谿(もっけい)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ
1.牧谿の絵画作品を売りたいお客様へのご案内
牧谿は13世紀後半に活躍した中国南宋末元初の僧です。法諱は法常で牧谿は号ですが、こちらで呼ばれるのが通例です。水墨画家として素晴らしい名声を誇り、日本における水墨画にも大きな影響を与えました。水墨画家として最も高く評価されている作家のうちの一人です。
このページの目次
2.牧谿という絵画作家について
禅宗の高僧である無準師範の門下だったと伝えられています。活動拠点は南宋の首都である臨安にあった六通寺でした。その作品は14世紀初め鎌倉時代末に日本に伝わり、14世紀中頃には贋作が多く作られるほどの人気ぶりで、当時は「和尚」といえば牧谿のことを指すほど親しまれていました。室町時代の水墨画に大きな影響を与えた巨匠です。
3.牧谿の絵画作家についての経歴など
中国の画僧で生没年不詳のため詳しい資料はありませんが、言い伝えによると法名は法常、蜀の出身で無準師範の下で禅を修めました。杭州西湖の六通寺の開山となり、山水や人物画、樹石や鳥獣などをモチーフにして、簡潔な線描ながらその特徴を確実に把握した自由な画風が特徴です。作品の多くは鎌倉末期頃から日本に渡来しています。室町時代には和尚絵と敬称されて最高の中国画とされました。日本の水墨画壇に大きな影響を与え、模作も多く作られるほどの人気ぶりでした。
4.牧谿の絵画代表作品とは
- 観音猿鶴図三幅対
- 蜆子和尚図
- 羅漢図
5.牧谿の絵画作品の買取査定ポイントを解説
大変に古い時代の作家であり、贋作が多く出回っているため真贋の是非は重要です。はっきりとした伝来などがあれば大変高価な査定額となることも期待できます。また、牧谿の肉筆と思われる作品は状態が悪くても高額で落札されているため、保存状態が良ければ更なる高額査定も見込めます。額装などされていれば尚良いといえます。
代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら- 保存状態は良いか
- 表装・額装はあるか
- 真作である証拠はあるか
- 大きさはどれくらいか
6.牧谿の絵画作品の取引相場や参考価格
真贋のほどは定かでなく、伝来とされていますが『寒山図 』という狩野主信の極め書付きで、絹本肉筆の作品が約120万円で落札された実績があります。全体サイズは186cm×53cm、本紙サイズは84.5cm×37cmでした。その他にも『騎牛人物図』が約18万円でした。これは真贋不明とされ、傷みや浮きが目立ち、軸先の片方が破損しているものです。全体サイズ155cm×47cm、本紙サイズ104cm×32.5cmの紙本肉筆です。
7.牧谿の絵画作品の買取についてのまとめ
牧谿の作品で、由緒がはっきりしているもののほとんどは国宝とされ神社仏閣か美術館に収蔵されていますので、一般市場に出れば高額の査定となる作家です。過去に多くの作品が日本に渡ってきたという経緯もありますので、まだ市場に出ないまま眠っている作品がある可能性もございます。お手持ちであればぜひ一度査定に出してみてはいかがでしょうか。
その他の絵画について
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