三好 賢古(みよし けんこ)の絵画買取なら査定金額を比較できる「SATEeee絵画買取」へ

1.三好 賢古の作品を売りたいお客様へ

三好賢古は、明治時代から大正時代にかけて活躍した住吉派の日本画家です。風俗画や人物画、花鳥画、山水画、仏画など幅広い画域を誇り、当時から高い評価を得ていました。三好賢古の作品は現在でも人気があるため、査定時に高額な金額を提示される可能性があります。

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2.三好 賢古についての解説

三好賢古は昔の儀式や作法、習わしなどといった故実に詳しく、風俗画や人物画、花鳥画、山水画を得意とし、画技を習得後もさらに高野山で仏絵師として修練を積み、その優れた才能から、勝海舟や山岡鉄舟、松方正義の知遇を得ます。各地で有名な神社仏閣に襖絵などの作品を残し、東宮殿下の御前で揮毫も行ったことからも、非常に高い評価を得ていたことがうかがえます。

3.三好 賢古の歴史

三好賢古は、1839年に徳島県板野郡勝瑞で、戦国武将三好之長の子孫の家に生まれ、別号は竹香、青連子といいました。14歳のときに阿波藩御用絵師の守住貫魚に師事し、その後住吉広賢に師事します。33歳には皆伝となったとされています。さらに高野山で仏画を研究し、指絵も得意としていました。1868年に貞光(現在の徳島県美馬郡つるぎ町)の折目邸へ画を描くために訪れ、17年間滞在します。諸国を巡り歩き、神戸の須磨寺や京都の南禅寺の襖絵、京都八坂神社拝殿の三十六歌仙を描くなど活躍し、1919年に80歳の生涯を閉じました。

4.三好 賢古の代表作

  • 三十六歌仙

5.三好 賢古の作品の買取査定ポイント

三好賢古の作品は真贋不明の作品が多く出回っており、真作であることが高額査定の重要なポイントです。正式な鑑定書が付属していればかなりの査定額になることが予想されます。高値での買取には作品の保存状態がよいことが条件となります。

代表的な査定ポイント
  • 正式な鑑定書が付いているか
  • 作品の保存状態は良好か
  • 共箱、共シールはあるか
  • 真作の肉筆画か

6.三好 賢古の作品の取引相場価格

三好賢古の日本画『三十六歌仙絵三十六綴り』が、ネットオークションで50,000円の価格で落札されました。三十六歌仙を1点1人ずつ繊細な描写で描いた紙本を製本した作品集です。絵画サイズは縦17.8cm×横16.8cmで、経年劣化がありますが大きな傷みはなく、肉筆画の真作保証された作品です。保存状態がよい三好賢古の絵画作品であれば、さらに高値での査定が期待できるでしょう。

7.三好 賢古の作品の買取についてのまとめ

三好賢古は、風俗画から仏画に至るまで幅広い画域で活躍し、現在も高い評価を得ています。真作の絵画作品は非常に貴重なものとなっており、市場に出ることが期待されています。一度お手元の三好賢古の作品を確認していただき、価値をお調べになってはいかがでしょうか。

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