宮崎 進(みやざき しん)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ
1.宮崎 進の絵画作品を売りたいお客様へのご案内
宮崎進は、第2次世界大戦後に捕虜となり、シベリアの収容所で4年間の抑留生活を送っています。この時の体験を原点として、常に内面的な心象風景を制作し続けました。精力的な活動は常に注目を集め、晩年まで意欲的に制作を続けた画家の独自の世界は、高く評価されています。
このページの目次
2.宮崎 進という絵画作家について
シベリアからの帰国後に、画家として本格的に活動をはじめた宮崎進。放浪の旅を経て、宮崎進の制作の原点ともなる『旅芸人シリーズ』を生み出します。人間と生命に対する強い感情を、芝居小屋やサーカスをモチーフにして生々しくも力強く描きました。1990年代にはシベリア抑留の体験を公表し、抑留中でも入手しやすかった麻布を象徴的に用いた絵画を手がけています。
3.宮崎 進の絵画作家についての経歴など
宮崎進は、1922年に山口県で生まれました。早くから画家を目指しますが、終戦後にソ連軍の捕虜となります。1945年から、シベリアで4年間抑留され、帰国後にようやく画家としての活動をスタートしました。人間の存在と本質を問いながら描く心象風景は、このシベリア抑留の記憶が原点とされています。1967年に『見世物芸人』で安井賞を受賞。2004年には、現代美術の祭典であるサンパウロ・ビエンナーレの日本代表に選ばれ、国際的にも高い評価を得ています。2018年、心不全のため96歳で逝去。
4.宮崎 進の絵画代表作品とは
- 祭の夜(1965年)
- 見世物芸人(1967年)
- 漂う鳥(1994年)
5.宮崎 進の絵画作品の買取査定ポイントを解説
宮崎進は、晩年まで意欲的に制作を続けていたため作品数の多い画家です。ネットオークションなどでは真贋不明の作品も多く出回っています。宮崎進が、作品に簡単なイニシャルサインを多用していることもあり、サインをまねた贋作があるようです。鑑定書があって真作が確認できれば、査定でも高値がつくと予想されます。
代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら- 正式な鑑定書の有無
- 作品の保存状態
- 技法の種類(油彩画・コラージュなど)
6.宮崎 進の絵画作品の取引相場や参考価格
宮崎進の作品は、真作であることが確認されれば、高値がつく傾向があるようです。肉筆真作保証を謳っている作品の取引を見ると、164,500円の値段がついていました。20号サイズの油彩画で『光と影』という作品です。絵にはサインがあり、キャンバス裏にも署名が確認できます。絵の大きさは、縦72.5cm×横60.5cm、額の大きさは、縦91.5cm×横79.5cmです。
7.宮崎 進の絵画作品の買取についてのまとめ
宮崎進はシベリア抑留の記憶を原点に、人間と生命に向き合い続けて、生の根源に迫ろうとしました。絵画や立体作品で表現された心象風景は、生命賛歌ともいうべき人間臭さにあふれています。晩年まで制作意欲が衰えることがなかった画家、宮崎進の作品をお持ちの方は、ぜひ一度お問い合わせ下さい。
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