宮脇 愛子(みやわき あいこ)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ
1.宮脇 愛子の絵画作品を売りたいお客様へのご案内
宮脇愛子は画家であり彫刻家であり、その作品は人間と自然の感性が共鳴していると評されています。油彩画や真鍮やガラス、ワイヤを使用した立体作品を作り上げていますが、中でもステンレス製ワイヤで作られた『うつろひ』シリーズで知られている人物です。
このページの目次
2.宮脇 愛子という絵画作家について
宮脇愛子は油彩画や彫刻作品を作り上げた画家であり彫刻家です。日本女子大学文学部史学科を卒業した後、文化学院美術科にて美術を学び、画家の阿部展也や齋藤義重に師事します。1957年からアメリカに短期留学をし画を学び、帰国後には個展を開催します。宮脇愛子の作品は、人間と自然の感性が共鳴していると評価されており、油彩画の平面に光が分散する様子を立体に映していると言われています。1956年にはヘンリー・ムーア大賞展で特別優秀賞、1957年には土方定一賞を受賞するなど多数の賞を受賞。油彩画から彫刻へと作品が変化していく中でも、一貫して「あらぬもの」を見ようとする姿勢で作品を作り上げました。
3.宮脇 愛子の絵画作家についての経歴など
1929年、宮脇愛子は静岡県に生まれます。熱海の資産家の一人娘で、病弱により幼少期は自宅療養を行う生活を送り、体が健康になるようにと貴子から幹子、そして愛子へと改名を繰り返しています。1946年に日本女子大学文学部史学科に入学、1952年に卒業し今度は文化学院美術科にて画家の阿部展也や齋藤義重に師事します。これはのちに結婚し離婚する宮脇俊三の姉であり画家の神谷信子を通じて知り合ったものと言われています。1957年にはアメリカへ短期留学し、1959年には東京にて初個展を開催します。1960年代後半になると、真鍮パイプを使用した作品の制作を行い、石やガラスの立体作品も多く見られます。晩年は車いすでの長い闘病生活を送りますが、その際にも精力的に活動を続けています。2014年にすい臓がんのため84歳で永眠。
4.宮脇 愛子の絵画代表作品とは
- Work(1968年)
- うつろい(1981年)
5.宮脇 愛子の絵画作品の買取査定ポイントを解説
宮脇愛子の作品は油彩画から彫刻作品まで多岐に渡ります。彫刻作品の場合では作品のサイズや保存状態が重視され、シルクスクリーンの場合はサインの有無、油彩画では題名の記載やサインの有無が買取査定のポイントとなります。真鍮作品は経年劣化による酸化が見られることがありますので、より保存状態が重要となります。
代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら- 保存状態が良く油彩のひび割れの有無
- 宮脇愛子のサインの有無
- 作品の大きさなど
- 鑑定書や付属品の有無
- 作品の種類(どんな技法が使用されているか、人気のある作品かどうか)
6.宮脇 愛子の絵画作品の取引相場や参考価格
宮脇愛子の真鍮を使用した立体作品では、作品のサイズが7.5cm× 7.5cm× 7.5 cmのやや経年劣化の見られるもので、195,500円で落札されています。シルクスクリーンの作品では、サインのある状態の良いもので20,000円から販売されており、インターネットオークションサイトでは、有名なうつろいシリーズのもので25,000円で取り引きされています。油彩画から彫刻へと作品が変化していったことにより、宮脇愛子の油彩画は希少価値があり、高値での売却が期待できます。
7.宮脇 愛子の絵画作品の買取についてのまとめ
宮脇愛子は油彩画から彫刻へと表現の幅を広げて活動しており、真鍮やガラス、ワイヤを利用した作品を数多く残しています。そのため油彩画は希少価値が高く、真作の油彩画では高額査定が期待できます。宮脇愛子の作品の売却を考えている方は、ぜひ一度お問い合わせください。
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