Mikhail Matyushin(ミハイル・マチューシン)の絵画買取なら査定金額を比較できる「SATEeee絵画買取」へ

1.ミハイル・マチューシンの作品を売りたいお客様へ

ミハイル・マチューシンは、ロシアの美術家で作曲家であり、ロシア・アヴァンギャルドの主要な人物の1人です。絵画と作曲の分野でさまざまな作品を発表し、出版社を立ち上げるなど、その活躍は現在でも評価を得ており、マチューシンの作品は査定時に高い金額を提示される可能性があります。

このページの目次

2.ミハイル・マチューシンについての解説

ミハイル・マチューシンはかなりの理論家で、科学的分析を通じて感覚を研究し、色彩や音楽、触覚によって有機的に世界を捉えて作品に反映させました。画家として、作曲家としての姿勢に、神秘思想家ウスペンスキイの著作やロバチェフフキイの非ユークリッド幾何学、ミンコフスキイの四次元多様体、アインシュタインの相対性理論などの影響を受け、創作を重ねて数々の作品を生み出しました。

3.ミハイル・マチューシンの歴史

ミハイル・マチューシンは、1861年にロシアのニジニ・ノヴゴロドに生まれました。1876年から1881年までモスクワ音楽院で学び、1882年から1913年まで宮廷付きのペテルブルク宮廷楽団のヴァイオリン奏者として活躍しながら、絵を学び、風景画などを描いていました。やがて未来派運動の指導者の1人として活躍するようになり、カジミール・マレーヴィチなどと親交を持ちます。詩人であり画家でもある妻のエレーナ・グロと共に青年同盟を主催して展覧会を開催する一方で、出版社を立ち上げたり、オペラ『太陽の征服』で音楽を担当したりします。さまざまな分野で活躍していましたが、1934年にレニングラード(現在のサンクトペテルブルク)において73歳で亡くなりました。

4.ミハイル・マチューシンの代表作

  • 空間内の運動(1917年~1919年)
  • 色彩的=音楽的コンストラクション(1918年)
  • 干草の山(1922年)
  • 音=色彩のタブロー(1926年)

5.ミハイル・マチューシンの作品の買取査定ポイント

ミハイル・マチューシンの作品は、肉筆画の真作であることが高額査定の重要なポイントです。マチューシン本人の作品の証明となる鑑定書が付属された絵画作品であれば、作品の保存状態にもよりますが、かなりの査定額になることが予想されます。

代表的な査定ポイント
  • 正式な鑑定書が付いているか
  • マチューシンの真作か
  • サインはあるか
  • 作品の状態は良好か

6.ミハイル・マチューシンの作品の取引相場価格

ミハイル・マチューシンの作品は国内のネットオークションや画廊ではなかなか出回ることがありませんが、海外のオークションでは出品される場合があり、1932年の作品が2万8,814ユーロ(約3,486万円)で落札されました。写真が掲載されていないため作品の詳細は不明ですが、マチューシンの絵画作品は現在でも高く評価されており、真作保証された作品であれば、高額取引が期待できるでしょう。

7.ミハイル・マチューシンの作品の買取についてのまとめ

宮廷付きのオーケストラ奏者としての一面と、ロシア・アヴァンギャルドの代表的な芸術家としての一面を持つマチューシンの作品は現在でも高く評価されており、市場に出ることが期待されています。一度お手元のマチューシンの作品を確認していただき、査定されることをおすすめします。