松田 正平(まつだ しょうへい)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.松田 正平の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

松田正平は戦前戦後を通して活躍した画家ですが、近年でも大規模な回顧展が開かれるなど、現代もなお多くの人に支持されています。子供から大人まで幅広い世代に好かれる、のびのびした作品はとりわけ人気です。生涯を通じて油絵の表現を模索した松田正平は、さまざまな表現に挑みつつ、身近な動植物などに温かい眼差しを注ぎ、作品を作り続けました。直筆の絵画であれば高額査定が期待できます。

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2.松田 正平という絵画作家について

松田正平はパリ留学時にはコローやセザンヌに影響を受け、アカデミックな技法も身につけましたが、やがて写実を離れ、モチーフの単純化を試み、動物や人間、風景など多くのテーマに取り組みました。画面にあふれる明るい色彩や軽やかな線が作品の魅力で、現代も多くのファンがいます。絵の具の物質感が特徴的な作品、薄い絵の具を何層にも塗り重ねて描いた透明感のある作品など、変化に富む作風も魅力で、松田の旺盛な研究心を感じることができます。ゆかりの地、山口にある美術館では存命中にも個展が開催されましたが、2013年にも生誕100年を記念して回顧展が開かれ、また同年神奈川県立近代美術館でも個展が開催されました。

3.松田 正平の絵画作家についての経歴など

松田正平は1913年に島根県に生まれました。8歳の頃、山口県宇部市の松田家の養子となりました。14歳の頃に油絵をはじめ、中学卒業後には川端画学校に通い学びました。1932年、東京美術学校(現在の東京藝術大学)西洋画科に入学、藤島武二に教えを受けました。同校卒業してまもなくパリに留学、アカデミー・コラロッシュで学び、2年の滞欧期を経て帰国しました。1941年に『ストーヴ』『地図』で国画会に初入選、以降毎年出品し、1951年には国画会会員となりました。1984年には第16回日本芸術大賞受賞、2000年には地域文化功労者文部大臣表彰、2002年に平成14年度文化庁長官表彰を受けました。2004年に91歳で亡くなりました。

4.松田 正平の絵画代表作品とは

  • パリーの裏町(1938年)
  • バラ(1983年)
  • 四国犬(1990年)

5.松田 正平の絵画作品の買取査定ポイントを解説

まず最も重要な査定ポイントは真作であることです。証明書や鑑定書つきのほうが高額となる可能性があり、また作品の由来や過去の所有者などがわかっていることも査定のポイントです。保存状態は良好か、付属品はあるかなどの一般的な骨董品の査定ポイントもあてはまります。代表的な絵画作品の査定ポイントはこちらは以下のとおりです。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 松田正平の真作か(証明書、鑑定書はあるか)
  • 作品の状態(画面に汚れ、シミや破れなどがないか)
  • 作品画面や裏面に署名があるか
  • 作品のサイズ

6.松田 正平の絵画作品の取引相場や参考価格

松田正平の作品はたびたびヤフーオークションにも出品され、数十万円で落札されています。例えば真作保証のなされた素描作品『静物』は518,400円で落札されました。こちらはサイズが23.8cm×33.2cmで、状態良好、画面左下に名前と制作年のサインが入っているものでした。また他の『薔薇』という作品では、未鑑定品であるものの、額寸が50.5cm×41.5cm、画寸は41.0cm×31.8cmの油彩画が259,220円で落札されたことがあります。

7.松田 正平の絵画作品の買取についてのまとめ

明るい色彩と素朴な画風は親しみやすく、一度作品を見たらファンになる人も多い人気の画家です。真作であれば評価額が数十万円となることも珍しくありません。これはあくまで本人の作であることが前提ですので、証明書や鑑定書がある場合にはそれなりの査定額が期待できます。保存状態の良いものはさらに高額査定になる可能性があります。

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