丸投 三代吉(まるなげ みよきち)の作品を高価買取!絵画作家の査定ポイントを徹底解説!

1.丸投 三代吉の作品を売りたいお客様へ

丸投三代吉は姫路生まれの日本画家です。両親を早くに失い、貧しい中、独学で日本画を学びます。シベリア抑留という凄まじい経験をし、生きることの喜びを作品にするようになります。彩色豊かな作品を作り続けました。院展に連続入選するなど、画壇でも高い評価を得ています。

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2.丸投 三代吉についての解説

丸投三代吉は、農家の子として生まれますが、幼い頃に両親を失い貧困を経験します。独学で絵を学び肖像画などを描いて生活していましたが、徴兵され、シベリア抑留を経験します。常に困難の中で生きることとなった丸投三代吉は、自然と生命への賛歌をテーマに作品を描き続けることになりました。空白を許さないように細かく描き込み、多彩な色使いをするその画風は、超過密的祝祭画と呼ばれました。独学で学んだ三代吉ですが、院展には何度も入選し、特待となるなど、正統派画壇においても非常に高い評価を受けています。

3.丸投 三代吉の歴史

丸投三代吉は、1911年に姫路の農家の家に7人兄弟の末っ子として生まれます。幼い頃から絵を好みますが、早くに両親を亡くし生活は苦しいものでした。1926年に廣尋常高等小学校を卒業し、実家の農作業を手伝いながら肖像画を描き生活をしました。1943年に徴兵され、1945年の終戦後、シベリアに抑留されます。1947年に帰国。1955年に『白い壁』が第10回姫路市美術展で市長賞を受賞。1958年には『行く秋』が院展で初入選を果たします。1979年は『山里』で日本美術院特待に推挙されました。1991年79歳で亡くなりました。シベリア抑留を除く生涯のほとんどを姫路で過ごしました。

4.丸投 三代吉の代表作

  • 白い壁(1955年)
  • 行く秋(1958年)
  • 七本煙突(1969年)
  • 山里(1979年)
  • 鄙歌(1985年)

5.丸投 三代吉の作品の買取査定ポイント

彩色豊かで生命感あふれる作品を描いた丸投三代吉ですが、買取査定で重要となるのは本人の真作であることです。鑑定書や本人のサイン、落款があれば真作の保証となり、買取査定で高値となりやすいです。また、保存状態も重要で、汚れやシミ、傷みがなければ価格はより高くなります。

代表的な査定ポイント
  • 真作であること
  • 鑑定書がついていること
  • 本人のサインや落款があること
  • 作品の状態が良好であること

6.丸投 三代吉の作品の取引相場価格

丸投三代吉の作品は、真作で保存状態の良好なものであれば高値が期待できます。作品サイズが、本紙縦44.3cm、横52.0cm、表装縦144.5cm、横66.4cmの掛け軸として装丁されている日本画は、16,000円で落札されています。その他にリトグラフなどの作品も出品されており、真作の保存状態が良い作品であれば、さらなる高値がつく可能性も望めるでしょう。

7.丸投 三代吉の作品の買取についてのまとめ

丸投三代吉は独学ながらその実力を広く認められた日本画家です。その生命感あふれる作品は、今なお多くの人に愛されています。人気の高さから丸投三代吉の作品は高値での買取が予想されます。お手元にございましたら、ぜひ一度査定をご検討ください。

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