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1.マーク・コスタビの作品を売りたいお客様へ

マーク・コスタビは、アンディー・ウォーホル以降のアメリカの現代アートシーンにおいて活躍したアーティストです。のっぺらぼうの顔と簡略化された奇妙な人間を主人公にした絵を描き、大きなアトリエで何人もの画家を雇い絵を大量生産したことでも有名です。世界中にファンがいる大変人気の高い画家であり、作品は市場でも高値で取引されています。

このページの目次

2.マーク・コスタビについての解説

マーク・コスタビは、アンディ・ウォーホル以降のニューヨークアートシーンにおいて、キース・ヘリングと並んで人気のあるアーティストです。大きなスタジオを構え、画家を何人も採用しアートを大量生産したことで、当時センセーショナルな話題となりました。のっぺらぼうの人物を主人公に描いた作品は、奇妙な雰囲気があり、世界中にファンがいます。メトロポリタン美術館、ニューヨーク近代美術館など、錚々たる美術館に所蔵されていることからも評価が高いことがわかります。

3.マーク・コスタビの歴史

マーク・コスタビは、1960年、カリフォルニア州のロサンゼルスに生まれました。1981年カリフォルニア州立大学フラートン校を卒業し、1982年ニューヨークに移住。画家としてのキャリアをスタートさせます。1984年「イーストビレッジアイ」の最多作品賞を受賞し、アートシーンの重要な人物として名を馳せました。1988年にはニューヨークに大きなスタジオ「コスタビワールド」を設立し、画家を採用してアートの大量生産を行いました。1992年マーク・コスタビ展で来日。1996年からはローマとニューヨークを股にかけて活躍しています。日本の美術館で展覧会を開催したり、日本人アーティストとのコラボレーションもあり、日本でも人気があります。

4.マーク・コスタビの作品の買取査定ポイント

マーク・コスタビの買取査定のポイントとなるのは、本人のサインがあるかどうかです。コスタビは、アシスタントに絵を描かせることが多いですが、最終的には自分のサインを入れています。版画の場合も同様でサインは重要なポイントです。額装作品で、箱があればなお良いでしょう。

代表的な査定ポイント
  • 本人のサインがあること
  • 肉筆画の一点ものかどうか
  • 版画の場合はエディションが書かれていること
  • 額があるか

6.マーク・コスタビの作品の取引相場価格

マーク・コスタビの肉筆画は高値で取引されています。『Satellite (Saturn)』はキャンバスに描かれた油彩画で120,500円で落札されています。サイン入りでキャンバスの裏にも制作年、タイトル、サインがあり、額サイズは80cm×64.5cmです。また、販売価格ですが、版画作品を例にあげますと、セリグラフの作品『Fragment of the persona』は、作品本体価格100,000円で販売されています。サイズは73cm×99cm、エディション99です。他にも売約済みの作品が多いので人気があることがわかります。

7.マーク・コスタビの作品の買取についてのまとめ

マーク・コスタビは、80年代以降のニューヨークのアートシーンで活躍しました。大きなスタジオで何人も画家を雇い、アートを大量生産したことで注目を集めました。のっぺらぼうの人物を主人公に奇妙な世界観の絵を描きました。アメリカの名だたる美術館に作品が収蔵されている人気作家です。肉筆画は高値で取引されています。人気作家なので版画作品の需要もあり、多くの画廊で販売されているほどです。もし、マーク・コスタビの作品をお持ちでしたら、ぜひ買取査定をお勧めします。