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1.真柄 修一の作品を売りたいお客様へ

真柄修一は北海道で活躍した現代油絵画家です。北海道の壮大な風景や薔薇をモチーフにした画を能く描き、数多の美術賞で受賞を果たします。その実力は高く評価されており、現在でも数十万円で取引される傾向にあるようです。

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2.真柄 修一についての解説

真柄修一が画を学び始めたのは24歳からでしたが、その実力はすぐに開花しました。道展をはじめとした、全国さまざまな賞で高い評価を受け、日展入選は15回に上ります。個展の開催も多く、その数は道内外で50回を超えるほどです。能くモチーフとなった色鮮やかな薔薇は実際に庭に植えており、栽培技術でも全国的に評価されていました。

3.真柄 修一の歴史

真柄修一は、1931年北海道の滝川で誕生します。1951年までは、東京で菓子職人の修行をしていましたが、美術館で安井曾太郎の絵と出会い、油絵の魅力を知りました。その後、昼間は菓子職人、夜は画家という生活を続け、1959年には北海道学芸大学札幌校を卒業すると、翌年の道展で奨励賞を受賞、以降日展などで次々と高い評価を受けます。2009年頃からは、脳梗塞を患いながらも、朝から晩まで絵を描いてリハビリを続けたようです。2017年に、最後の個展と称して書きためた500作品の中から自信作の64作品を並べました。

4.真柄 修一の代表作

  • 薔薇
  • 山湖凍る(屈斜路湖)

5.真柄 修一の作品の買取査定ポイント

真柄修一は、自宅で薔薇を栽培するほど、薔薇に強い思いを抱いていました。その情熱が注がれた薔薇がモチーフ作品は、代表的かつ評価が高く、買取価格も高くなることが予想されます。額などの付属品がついているかも査定対象となるでしょう。

代表的な査定ポイント
  • 作品のモチーフは何か
  • 額などの付属品はついているか
  • 作品の大きさ
  • 真作の証明となる本人直筆サインや鑑定書がついているか

6.真柄 修一の作品の取引相場価格

真柄修一は多くの作品を描いていますが、市場への流通が少ない傾向です。53cm×45.5cmの代表作『薔薇』は、販売価格になりますが300,000円の値が付いていました。作品の大きさや保存状態によっては、買取に関しても数万円以上の値が付く可能性があります。また、2017年に最後の個展を開催したこともあり、今後作品の評価が高まる可能性も大いに期待できる作家と言えるでしょう。

7.真柄 修一の作品の買取についてのまとめ

真柄修一は、雄大な北海道の景色と薔薇を能く描いた現代油絵画家です。十数回に上る入選や個展の開催により、高い評価を得ています。自宅でモチーフとなる薔薇を栽培したり、病気で体の不調が続く間も画を描き続けた情熱人でした。その価値は今後ますます高まることが予想されますので、作品をお持ちの場合は査定に出されてみることをおすすめします。

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