劉松年(りゅうしょうねん)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.劉松年の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

劉松年は中国南宋時代の画家で、山水画や人物画を多く残した画家です。代表的な南宋絵画作家で南宋四家と呼ばれる作家の一人です。その人気はいまだに衰えずオークションに出品されると高額で落札されるほどですが、その真贋の鑑定は難しく贋作も多く出回っています。真筆であれば間違いなく高値の査定がつく中国人画家です。

このページの目次

2.劉松年という絵画作家について

中国南宋時代に活躍した劉松年は、南宋四家の一人として数えられる実力者です。同時期に活躍した南宋画家は、李唐や馬遠、夏圭で、劉松年は清波門に工房を構えたので「暗門の劉」と呼ばれました。その作品は主に山水画と人物画で、特に有名な作品は台北の故宮博物館が所蔵している『羅漢図』で、晩年の名作として親しまれています。

3.劉松年の絵画作家についての経歴など

1155年、銭塘(現在の浙江杭州)に生まれ、淳熙年間に画院学生として張敦礼に学びました。紹煕年間(1190年~1194年)は勅命が下るのを待ちつつ、寧宗朝より『耕織図』で褒美として金の帯を賜ります。孝・光・寧宗三朝に仕えた宮廷画家です。繊細かつ緻密な人物画や山水画、界画を得意とし、後に李唐、馬遠、夏圭と共に南宋四大家に数えられるまでになります。日本にも作品が残っており、京都の金地院所蔵である『秋景図』と『冬景図』は国宝に指定されています。没年は1218年頃と言われていますが正確には不明です。

4.劉松年の絵画代表作品とは

  • 羅漢図(1207年)
  • 秋景冬景山水図(南宋時代12世紀)

5.劉松年の絵画作品の買取査定ポイントを解説

古書の扱いとなるため鑑定が難しいですが、出どころなど来歴がはっきりした作品であれば高値の査定がつく作家です。保存状態が良く、真作保証がついているものはもちろん、展覧会への出品履歴があり額装や表装が良いものであれば高い査定の可能性もあります。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 鑑定書のある真作か
  • 保存状態は良いか
  • 大きさはどれくらいか
  • 額装か表装がされているか

6.劉松年の絵画作品の取引相場や参考価格

2010年に中国国内のオークションにて、劉松年の雪渓挙網図が1792万元(約3億円)にて落札された実績があります。人気が高いだけに偽物や工芸印刷、手彩色の木版画も多いのが現状です。従って真贋の鑑定も非常に難しい作家ですが、日本の画廊のカタログや目録付きで購入されているものは価値が上がりますので、査定も高く出やすいようです。

7.劉松年の絵画作品の買取についてのまとめ

古書の部類に入る年代の作品は、偽物や工芸印刷が多く、手彩色の木版画も出回るほどで、劉松年も例外ではありません。しかし、3億円の落札価格が出るほど歴史的に価値のある作家なので、展覧会への出品履歴があったり、表装などもしっかりした真作であればかなり高い査定額となることもあります。ぜひ一度お問い合わせください。

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