劉海粟(りゅうかいぞく)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ
1.劉海粟の絵画作品を売りたいお客様へのご案内
「東方芸術世界の獅子」と呼ばれた劉海粟は、中国において初めてモデルを起用したデッサンを提唱した画家です。17歳で自ら上海図画美術院を設立した後、日本やヨーロッパを歴訪しピカソやマチスと面識を得ます。文化大革命により激動の人生を送りますが創作意欲は衰えず、高齢になってからも多くの作品を生み出した人気の画家です。
このページの目次
2.劉海粟という絵画作家について
劉海粟の初期の作品は印象派の影響を強く受けています。中でもゴッホに傾倒していたことは、50年代の作品『復興中路の雪景色』に顕著です。文化大革命時には迫害も受けましたが創作意欲は衰えず、むしろ高齢に達してからが創作面でのピークであるという意見もあります。迫害を避けて日本に亡命していた時期に、朝日新聞社で個展を開催しており、日本国内でも根強い人気があります。
3.劉海粟の絵画作家についての経歴など
劉海粟は1896年に中国の江蘇省に生まれ、14歳で上海に行き山水画を学びました。17歳の時には画友と共に美術専門学校を開設します。一貫して美術教育に力を注ぎますが、ヌードデッサンを描くことで中国政府の監視対象となり一時期日本へ亡命しました。1979年6月には北京の中国美術館が「劉海粟絵画展」を開き、1922年以来の油彩、中国画、書などの作品184点が展示されました。同年10月に南京芸術学院院長となった後も精力的に制作を続け、1994年98歳の生涯を閉じました。
4.劉海粟の絵画代表作品とは
- 滝(1934年)
- 復興中路の雪景色(1957年)
5.劉海粟の絵画作品の買取査定ポイントを解説
劉海粟は掛け軸作品は日本でも多く売買されていますが、油絵は中国で出品されることが多いです。中国国内では切手の図柄にも採用されるほど人気のある画家です。日本では主に掛け軸の取引が多いですが、油絵や水彩画はあまり市場には出回っていないため、真作の絵画作品であるというだけで高額査定になる期待がもてます。
代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら- 大きさはどれくらいか
- 額装した西洋画か
- 保存状態は良いか
- 保証書はあるか
- 真作か
6.劉海粟の絵画作品の取引相場や参考価格
絵画オークションでは、1934年に制作された作品で、キャンバスに油彩で描かれた『滝』が、北京ハオ市2010年春オークションに500万から600万人民元(約7,815万円)で出品されたという記録があります。大きさは79.5cm×59.5cmのものでした。その他に、日本でのネットオークションでは『青緑山水図』という紙本に肉筆で描かれた作品が、136cmx68cmのサイズで89,100円で落札されています。
7.劉海粟の絵画作品の買取についてのまとめ
劉海粟は上海にその名の美術館があるほど中国国内では人気の高い画家です。掛け軸や書も多く手掛けていますが、初期の印象派の影響が強く出ている油絵などは大変な高額で取引されている実績があります。日本に滞在していた時期もあり日本国内での人気もある画家ですので、ぜひ一度査定に出してみられてはいかがでしょうか。
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