倉田 白羊(くらた はくよう)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.倉田 白羊の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

倉田白羊は、日本の自然物を写実性あふれる画風で表現した洋画家です。題材は雄大な自然だけでなく、青々と茂る草や済んだ空など何気ない自然まで克明に描きました。数々の文展に入選し続け、夏目漱石にも評価された彼の作品は、査定でも高値が提示される傾向にあります。

このページの目次

2.倉田 白羊という絵画作家について

倉田白羊は明治から昭和初期にかけて活躍した日本の洋画家です。美しい自然を力強く描いた作風は、旅行で朝鮮や満州に訪れた際に目にした大自然がきっかけと語っています。晩年は目の病に侵されますが、意欲的に作品を発表し続けるかたわら、洋画講習会の講師を務め後進の育成に努めました。

3.倉田 白羊の絵画作家についての経歴など

明治14年12月25日、埼玉県浦和市出身。東京美術学校(東京芸大)に入学し、浅井忠に師事。新聞社で美術展評や挿絵の仕事をするかたわら、太平洋画会・明治美術会などの会員となり油絵を出品し続けました。1907年に『つゆはれ』が第1回文展入選、その後も入選を重ね、1912年開催の第6回文展に出品した『川のふち』が夏目漱石に評価され美術会での地位を確かなものにしました。また活動は美術界だけでなく、雑誌の編集や美術教師への指導、農民美術運動への参加と多岐にわたります。1938年没。

4.倉田 白羊の絵画代表作品とは

  • つゆはれ(1907年)
  • 川のふち(1912年)
  • たき火(1935年)

5.倉田 白羊の絵画作品の買取査定ポイントを解説

倉田白羊の力強く写実的な自然描写にはファンも多く、真作であれば高額な査定が付くでしょう。傷やシミがなく保存状態が良いことも重要です。本人の肉筆、署名印などがあることも高額査定の重要なポイントです。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • シミ、カビ、汚れなどがないか
  • 落款・署名印があるか
  • 正式な鑑定書が付いているか
  • 付属品の額縁などが状態よく揃っているか

6.倉田 白羊の絵画作品の取引相場や参考価格

倉田白羊の作品は人気が高く、ネットオークションで高値で落札されている事も少なくありません。以前出品された縦30.5cm、横40cmの作品『山間風景』は作品と額共に状態が良好で、真作保証がされていたため、111,999円という高値で落札されました。また洋画ではありませんが縦36cm、横6cmの肉筆水彩の『薪取り』は、同じく真作保証がされ、多少の傷はありましたが28,200円で落札されています。真作保証付きの状態が良い絵画であれば、高額な査定が期待できるでしょう。

7.倉田 白羊の絵画作品の買取についてのまとめ

倉田白羊は明治から昭和にかけて活躍した洋画家です。雄大な大自然を力強く写実的に描く作風は高く評価され、数々の文展で入選を果たし、文豪夏目漱石からも評価を得ています。美術界を始め教育、農民美術運動と幅広く活躍し、失明する直前まで作品を世に出し続けた白羊は現代においても高く評価されておりますので、作品をお持ちの方は、ぜひ一度査定に出してみることをおすすめします。

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