小曽根 乾堂(こぞね けんどう)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ
1.小曽根 乾堂の絵画作品を売りたいお客様へのご案内
小曽根乾堂は、江戸時代末期から明治時代にかけて活躍した文人画家で、書家や篆刻家、事業家としても知られています。篆刻では、御璽という天皇の印鑑や、国の重要文書などに使用される国璽を刻したことで有名です。一流の文化人であった乾堂の作品は、高値での買取が期待できます。
このページの目次
2.小曽根 乾堂という絵画作家について
小曽根乾堂は父親の教育により、若いころから有名な書家や画人、学者に学んでいました。文人画においては、江戸時代後期に長崎南画三筆と呼ばれた鉄翁祖門に師事し、木下逸雲や三浦梧門にも教えを受けています。また、乾堂は中国から長崎に来舶した画人、陳逸舟からも文人画の画法を伝授され、花鳥画や山水画を得意としました。
3.小曽根 乾堂の絵画作家についての経歴など
1828年、小曽根乾堂は長崎屈指の豪商の家に生まれています。若いころから詩や書、画、篆刻を学び、さらには音楽や陶芸にも造詣を得ました。中でも篆刻に優れ、21歳のときに刊行した印譜『乾堂印譜』『乾堂印藪』は、その序文で大いに賞賛されています。1871年には明治政府から御璽と国璽の刻印を拝命しました。また、事業家としても活躍し、浪の平海岸一帯の埋立事業を行って貿易の発展に貢献しています。1885年に死去。享年59歳でした。
4.小曽根 乾堂の絵画代表作品とは
- 乾堂印譜
- 乾堂印藪
- 竹取図(1881年)
5.小曽根 乾堂の絵画作品の買取査定ポイントを解説
多才であった小曽根乾堂は、書や画などさまざまな技法の作品を残しています。そのうち、紙本や絹本の作品では、カビやシミ・虫食いといった紙に描かれた作品によく見られるトラブルがないかが査定のポイントです。作品が良好な状態であることが重要になります。
代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら- 保存状態の良し悪し
- 本人の作品であるか
- 絵の傷み具合(カビ、虫食いなど)
- 付属品はそろっているか(共箱・栞など)
6.小曽根 乾堂の絵画作品の取引相場や参考価格
小曽根乾堂の篆書双幅の作品は、89,211円で落札されています。虫食いの跡がありますが、落款と印章が確認できる作品です。紙本半切双幅で、大きさはそれぞれ縦131cm×横27cmとなっています。また、真筆の作品『清嘉』の落札価格は23,637円です。画寸は縦31.5cm×横60.5cmで、額寸が縦39cm×横78.5cmとなっています。作品が状態の良い真作の日本画であれば希少価値があり、より高額査定も期待できるでしょう。
7.小曽根 乾堂の絵画作品の買取についてのまとめ
若いころから書や画、篆刻のほか、音楽や陶芸まで学んで造詣を得た小曽根乾堂は、一流の文化人として知られました。長崎南画三筆と称される鉄翁祖門らに学んだ文人画においても、花鳥画や山水画で高い評価を得ています。小曽根乾堂の作品をお持ちであれば、ぜひ一度査定をしてみてはいかがでしょうか。
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