小谷津 雅美(こやつ まさみ)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.小谷津 雅美の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

小谷津雅美は昭和から平成時代にかけて活躍した日本画家です。父親は日本美術院の日本画家であった小谷津任牛で、自身も日本美術院を中心に活動しました。独特のマチエールを土台とした上品で華やかな作風は人気が高く、査定でも高値が期待できる画家だといえるでしょう。

このページの目次

2.小谷津 雅美という絵画作家について

小谷津雅美は父親の手伝いをしながら自らも絵を描くようになり、画家を志しています。日本画家の安田靫彦に師事し、院展に出品を続けて数々の賞を受賞しました。制作意欲は晩年まで衰えず、2001年の第86回院展出品作からは、新たな技法に取り組んでいます。絵に深みと遠近感を出すため、寒冷紗という農作物の日よけなどに使われる布を張る技法を使用しました。

3.小谷津 雅美の絵画作家についての経歴など

1933年、小谷津雅美は東京都新宿区で、日本画家の小谷津任牛の長男として生まれました。高校中退後に画家を志し、1953年の再興第38回院展で初入選します。1955年、安田靫彦に師事、日本美術院院友となりました。1998年には日本美術院同人となっています。2003年の第88回展で文部大臣賞、2006年の第91回展では内閣総理大臣賞を受賞するなど、院展で数々の賞を受賞しました。2011年没。享年74歳。

4.小谷津 雅美の絵画代表作品とは

  • 花と女(1960年)
  • 松花遊悠(2003年)
  • 桜韻(2006年)

5.小谷津 雅美の絵画作品の買取査定ポイントを解説

小谷津雅美の作品の買取査定ポイントは、保存状態が良好かどうかにあるといえるでしょう。寒冷紗を使用した独特なマチエールの作品では、保存状態が悪いと作品の印象が大きく変わってしまうからです。絵の具の剥落やヒビには注意しておく必要があります。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 本人の落款、印章があるか
  • 絵の劣化状況(剥落やヒビなど)
  • 正式な鑑定書の有無
  • 作品の保存状態

6.小谷津 雅美の絵画作品の取引相場や参考価格

8号サイズの『晴天富士』という日本画は、54,000円で落札されています。状態は良好で、落款と印章が確認できる真作保証品です。画寸は縦37cm×横44.5cmで、額寸が縦57cm×横64.5cmとなっています。また、10号サイズの日本画『花遊悠』も真作保証品で、落札価格は51,000円です。作品の状態は良好で、落款と印章があります。画寸は縦41cm×横53cmで、額寸が縦61cm×横73cmです。

7.小谷津 雅美の絵画作品の買取についてのまとめ

小谷津雅美は高校中退後、美術学校へ行くことなく父親や安田靫彦から日本画を学びました。独自の道を突き進み、早くから院展で活躍しています。院展では数々の賞を受賞し、華やかな趣のある作風は高い人気を得ました。小谷津雅美の作品をお持ちであれば、一度査定を依頼してみることをおすすめします。

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