小出 楢重(こいで ならしげ)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.小出 楢重の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

小出楢重は、西洋画の模倣ではない日本独自の油絵の確立を目指した洋画家でした。その芸術は、西洋の油彩画を日本的な表現に昇華したすぐれた例証として高く評価されています。今も多くのファンがいる小出楢重の作品は、査定でも高値が提示される傾向にあるようです。

このページの目次

2.小出 楢重という絵画作家について

小出楢重は幼少から日本画を学んでいましたが、のち洋画に転向します。二科会で頭角をあらわし、同会を活動の中心としました。画家は、日本独自の油彩画の制作に強いこだわりを持ち、晩年には日本人としての裸婦表現という独自の画境を確立しています。「裸体画の楢重」と称された小出は、日本女性の美しさを描いた多くの裸婦像を残しました。また、ガラス絵の制作や、小説の挿絵も手がけるなど多彩なことでも知られます。

3.小出 楢重の絵画作家についての経歴など

小出楢重は1887年に大阪市で生まれ、小・中学校時代には渡辺祥益から日本画を学んでいます。東京美術学校時代に洋画に転向。1919年、二科展に初出品した『Nの家族』が樗牛賞を受賞。以後、二科会を中心に活動します。1921年に渡仏しますが、現地の油絵に幻滅して半年後に帰国。1924年には信濃橋洋画研究所を創立して、指導者としても活躍しました。1931年、心臓発作により死去。43歳でした。

4.小出 楢重の絵画代表作品とは

  • Nの家族(1919年)
  • 支那寝台の裸婦(1930年)
  • 横たわる裸身(1930年)

5.小出 楢重の絵画作品の買取査定ポイントを解説

小出楢重の作品では、後年に多く描かれた裸婦像とガラス絵の人気が高く、高値で取引される傾向があるようです。画家の作品は人気があるため、買取市場では模写や真贋不明の作品が出回っています。高値での買取には、まず真作であることが条件となるので、鑑定書の付属などがお勧めです。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 人気のある裸婦像か
  • 技法の種類(油彩画・ガラス絵など)
  • 正式な鑑定書が付いているか

6.小出 楢重の絵画作品の取引相場や参考価格

ネットオークションなどでは、模写や真贋不明の作品が多く出回っており、高額な作品でも模写として出されている場合があります。しかし、真作であることが確認できれば高値で取引されるようです。例えば、小出楢重の会の鑑定書が付いている『ばらの花』という油彩画の作品は、2,200万円で落札されています。作品にはサインがあり、大きさは、縦105.5cm×横54.5cmです。

7.小出 楢重の絵画作品の買取についてのまとめ

小出楢重は、大正から昭和初期の洋画界を代表する洋画家の一人です。晩年に多く描かれた裸婦は、日本人による日本独自の裸婦表現を確立したものとして今でも高く評価されています。小出楢重の作品は高値での買取が予想されますので、一度査定に出されてみてはいかがでしょうか。

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