北尾 政美/鍬形 蕙斎(きたお まさよし/くわがた けいさい)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.北尾 政美/鍬形 蕙斎の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

北尾政美は「略画式」という独自の画風で当時一世を風靡した浮世絵師です。極端にデフォルメした画風は今日の漫画のルーツとも言われています。現代に大きな影響を与えた北尾政美の作品は、査定でも高額の提示が見込めると思われます。

このページの目次

2.北尾 政美/鍬形 蕙斎という絵画作家について

北尾政美は、後に名を鍬形蕙斎と改め数々の作品を世に残しました。代表的な浮世絵以外にも美人画、随筆の挿絵、滑稽画、噺画など様々なジャンルの作品を手掛けます。狩野派を始め琳派や大和絵の要素も取り入れつつも、軽快でしゃれの効いた画風は大変人気が高く、「北斎嫌いの蕙斎好き」という言葉ができるほど当時は評価されました。

3.北尾 政美/鍬形 蕙斎の絵画作家についての経歴など

1764年に江戸で生まれた北尾政美は、13歳で北尾重政に入門し、噺本の挿絵から画家として活動し始めました。その後、武者絵、浮絵、花鳥画などで多方面の出版本に携わり続けます。1794年、31歳で津山藩の御用絵師になった事を機に、名を鍬形蕙斎と改名します。人物や動物をコミカルに描いた略画式に専念するようになると、1800年の『山水略画式』、1806年の『近世職人尽絵詞』など、画譜類を多く出版しました。1824年に没するまで、168部の黄表紙の挿絵と、約240種ほどの絵本を描いたといわれています。

4.北尾 政美/鍬形 蕙斎の絵画代表作品とは

  • 略画式(1795年)
  • 山水略画式(1800年)
  • 近世職人尽絵詞(1806年)
  • 江戸一目図屏風(1809年)

5.北尾 政美/鍬形 蕙斎の絵画作品の買取査定ポイントを解説

北尾政美の作品は、数は多い物の肉筆の作品はとても少ないといわれています。その為、肉筆でさらに真作であれば高額査定も期待ができるでしょう。傷や汚れ、シミが少なく状態が良いことも高額査定の重要なポイントです。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • シミ、カビ、汚れなどがないか
  • 落款・署名印があるか
  • 正式な鑑定書が付いているか
  • 付属品の額縁などが状態よく揃っているか

6.北尾 政美/鍬形 蕙斎の絵画作品の取引相場や参考価格

北尾政美の作品は人気が高く、ネットオークションで高値で落札されている事も少なくありません。以前出品された『蕙斎略画式 二編 全』は、縦120mm×横180mm、木版刷りの漫画ではありますが記名と印がある真作で、シミ・着色があるものの虫食いなどはない状態の物が24,980円で落札されています。本人肉筆の作品であれば、さらなる高額査定が提示される可能性があるでしょう。

7.北尾 政美/鍬形 蕙斎の絵画作品の買取についてのまとめ

北尾政美は、江戸時代に葛飾北斎と並んで人気を博した画家です。随筆、噺本など多くの本の挿絵から、美人画、浮世絵、絵本といった作品まで幅広く活躍しました。特に後年、名を鍬形蕙斎と改めた後の略画式は現在の漫画の原点といわれています。今でも高い人気を誇る北尾政美の作品、お手元にある方はぜひ一度査定に出してみてはいかがでしょうか。

その他の絵画について