岸 龍山(きし りゅうざん)の絵画買取なら査定金額を比較できる「SATEeee絵画買取」へ
1.岸 龍山の作品を売りたいお客様へ
岸龍山は、江戸時代後期から明治時代にかけて活躍した岸派の日本画家で、絵師として朝廷や宮家に仕えました。作品は福岡市美術館などの公的機関に収蔵されており、現在も高い評価を得ています。岸龍山の作品はほとんど市場に出回らず希少性があり、買取額が高値になる傾向があります。
このページの目次
2.岸 龍山についての解説
岸龍山は岸派の画家としても活躍しながら、朝廷や有栖川宮家の御用絵師も務めました。弘化の天皇即位に際しては屏風絵を制作し、1855年には内裏の襖絵を制作しています。岸派は虎をモチーフとした絵画で知られており、現在でも岸龍山が描いた虎の絵馬が、国指定重要文化財の宮島厳島神社の、末社豊国神社本殿に残されています。
3.岸 龍山の歴史
岸龍山は、広瀬村(現在の山口県岩国市)で1816年に堀江利右衛門の次男として生まれ、号は龍山、名は俊といいました。幼少の頃から絵を好み、萩の絵師菅江嶺に師事して画を学びます。その後上京し、岸派の祖である岸駒の弟子となって画技を研鑚し、岸駒に技量を認められて養子となりました。岸駒が亡くなった後も、岸岱とともに有栖川宮家に仕えて、御用絵師としても名声を得て活躍しますが、1864年の禁門の変で京都の自宅が燃えたため、故郷の広瀬に戻り余生を過ごしました。1889年に74歳で亡くなりました。
4.岸 龍山の作品の買取査定ポイント
絵の保存状態や技法にもよりますが、岸派の画家の絵は歴史的な価値も高いため、高額になる可能性があります。中でも岸龍山の真作の肉筆画は希少性が高く、正式な鑑定書が付属していることが高額査定の有利なポイントになります。
代表的な査定ポイント- 作品の保存状態はよいか
- 肉筆画の真作であるか
- 正式な鑑定書が付いているか
- 落款や制作の記録はあるか
5.岸 龍山の作品の取引相場価格
岸龍山の作品は、模写などの真贋不明の作品がまれに市場に出ることがある程度で、真作はネットオークションや古美術商でもなかなか出回ることがなく、一般的な取引価格を推測することが難しい状態です。しかし岸派で岸駒が認めるほどの才能を発揮し、御用絵師としても活躍した画家であるため歴史的な価値が認められ、希少価値の高さからも、一旦作品が市場に出れば高額での取引となる可能性があります。
6.岸 龍山の作品の買取についてのまとめ
岸龍山は岸派の画家として活躍しましたが、現在では市場に作品がほとんど出回らず、非常に希少価値が高くなっています。そのため、真作が市場に出れば高額で取引される可能性があるので、お手元に岸龍山の貴重な作品をお持ちでしたら、一度査定に出されてみてはいかがでしょうか。
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