木村 梁舟(きむら りょうしゅう)の絵画買取なら査定金額を比較できる「SATEeee絵画買取」へ
1.木村 梁舟の作品を売りたいお客様へ
木村梁舟は、江戸時代末期から明治時代にかけて活躍した狩野派の画家です。狩野永岳の弟子としても知られており、師と共に障壁画などを制作しました。木村梁舟の作品はほとんど市場に出回らないことから希少価値が高くなっており、査定時に高額な金額を提示される可能性があります。
このページの目次
2.木村 梁舟についての解説
木村梁舟は京狩野派の絵師として活躍し、現在でも京都府宮津市にある智恩寺の襖絵や兵庫県養父市にある円通寺の襖絵が残されています。1868年に描かれた円通寺の襖絵は、禅宗寺院の建築様式の本堂内の6室に42面が残っています。本尊の前の空間には12枚の襖に墨絵で雲龍図が描かれており、本尊に対面する襖12枚には黒雲とともに昇る龍を表現した大作を描きました。他にも、呂尚と文王の図や唐獅子図、富嶽図、山水図、琴高仙人図などの見応えのある襖絵が残されています。
3.木村 梁舟の歴史
木村梁舟は、生まれた年はわかっていませんが、京都で生まれ、名は信篤といい、字は子敬とあります。画を景山洞玉(後の狩野永章)に学び、その後永章の子の京狩野9代目狩野永岳にも師事しました。江戸時代後期の安政年間には、師の永岳と共に京都御所の造営において襖絵を描いています。木村梁舟は四条柳馬場西に住んで門生に画を指導しながら、絵師として御所や寺社仏閣などの障壁画を描くなど活躍しましたが、1875年に生涯を閉じました。
4.木村 梁舟の作品の買取査定ポイント
木村梁舟の作品はほとんど市場に出回らないため、非常に貴重なものとなっています。狩野派の画家のため歴史的価値もあり、真作保証された作品であればかなりの査定額になることが予想されます。高値での買取には作品の保存状態がよいことが条件となります。
代表的な査定ポイント- 正式な鑑定書が付いているか
- 作品の保存状態は良好か
- 真作の肉筆画か
- 共箱、共シールはあるか
5.木村 梁舟の作品の取引相場価格
木村梁舟の作品は、模写などの真贋不明の作品が極まれに市場に出ることがありますが、真作はネットオークションや古美術商でもなかなか出回ることがなく、一般的な取引価格を推測することが難しい状態です。しかし京狩野派の画家であることから、歴史的な価値が認められ、市場の作品数の少なさからも希少価値が高くなっています。正式な鑑定書が付属された真作で、保存状態がよい作品であれば高額での取引となる可能性があります。
6.木村 梁舟の作品の買取についてのまとめ
木村梁舟は御所や寺社仏閣の障壁画を描いて、京狩野派の絵師として活躍した画家です。真作の絵画作品は非常に貴重でなかなか見つからず、市場に出ることが期待されています。一度お手元の木村梁舟の作品を確認していただき、査定されてみてはいかがでしょうか。
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