木村 忠太(きむら ちゅうた)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ
1.木村 忠太の絵画作品を売りたいお客様へのご案内
木村忠太は日本よりもむしろフランスで活動した画家として有名です。1950年代のフランスの画会でデビューし、その東洋的な油彩画は現地の画壇でも高く評価されました。「魂の印象派」と呼ばれ、あたたかさとやわらかさを併せ持つ抽象画のスタイルを確立した画家として、今も世界から評価されている木村の作品は、高値で取引されています。
このページの目次
2.木村 忠太という絵画作家について
木村忠太は重厚な作風の油絵でデビューして話題を集めた画家ですが、フランスに渡ってからは抽象的な表現を用いながら、パリや南フランスの風景から得たイメージを独特の色彩で描くようになりました。紫・青・緑・黄色など、カラフルで優しさの漂う色彩感覚は、木村の故郷である香川県高松で見られる瀬戸内海の風景から育まれたものではないかと言われています。
3.木村 忠太の絵画作家についての経歴など
木村忠太は1917年、香川県高松市に生まれました。上京して洋画研究所に通い、1924年に独立賞を受けた後は、重厚なイメージの油彩画で話題を集めていきました。その後、日本の油絵に限界を感じた木村は1953年に渡仏します。渡仏後の作風は独特の色彩を用いた抽象的なものでしたが、活き活きと風景のイメージを表現しており、「東洋的な美術家」として高く評価されました。作品がパリ国立近代美術館に買い上げられ、フランス政府から芸術文芸騎士勲章を贈られるなど、フランスでの名声を築き上げた木村は、アメリカやスイスに進出します。しかし、1987年にパリの病院にて肝硬変で亡くなりました。享年70歳でした。
4.木村 忠太の絵画代表作品とは
- ヴァローリスのオリーブの木
- ル・クロ・サン・ピエールの家
- ピレネーの村(1978年)
5.木村 忠太の絵画作品の買取査定ポイントを解説
木村忠太の油絵には大文字で書かれた「KIMURA」のサインが記されています。作風や画風が似ており、このサインがあるものは本人の作品である可能性が高いので、査定を検討してみましょう。絵の具のひび割れや、色あせなどで評価が下がることもありますので、保存状態にはご注意ください。
代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら- 「KIMURA」の直筆サインがあること
- 絵画本体以外の箱などにサインがあること
- 絵具のひび割れなどがないこと
- 鑑定書がついていること
6.木村 忠太の絵画作品の取引相場や参考価格
東京のギャラリーのサイトでは、過去に縦45.7cm、横54.8cmの油絵『アレクサンドル3世橋』が830,000円の価格で購入されました。ネットオークションでは縦14cm、横18cmの油絵『南仏風景』に300,000円の価格がついています。また木村直筆のサインが入ったリトグラフも多く出回っており、高価なものでは65,000円の価格がついたものもあります。
7.木村 忠太の絵画作品の買取についてのまとめ
フランスでは「キムラ」として親しまれ、すでに当時では忘れ去られていた印象派の光の表現を独自の解釈と表現法で突き詰めていった「魂の印象派」、木村忠太。その作品はパリのポンピドゥー・センターやパリ市美術館、アメリカのワシントン・フィリップス美術館など世界の有名な美術館が所蔵しています。お手持ちの作品があれば、高値での取引も期待できすので、一度、査定を試してみるのをおすすめします。
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