川又 常正(かわまた つねまさ)の絵画買取なら査定金額を比較できる「SATEeee絵画買取」へ
1.川又 常正の作品を売りたいお客様へ
川又常正は、江戸時代中期に活躍した肉筆画を専門とした浮世絵師です。ボストン美術館や東京国立博物館をはじめとする国内外の美術館などに作品が収蔵され、現在でも高く評価されています。川又常正の作品は数が少ないため貴重なものとなっており、査定時に買取額が高値になる傾向があります。
このページの目次
2.川又 常正についての解説
川又常正は、美人画に加え、歴史上の出来事や故事、古典を題材とした見立絵も得意としていました。川又常正は江戸で活躍したとされていますが、京都で活躍した絵師西川祐信の作品からの京風俗を描いた浮世絵作品も残されています。現在、川又常正の作品と確認されている浮世絵は50点前後ですが、川又派の中では最も作品が多く残っており、優れた技量を持っていました。
3.川又 常正の歴史
川又常正は江戸で生まれた江戸時代中期の浮世絵師で、生没年ははっきりしませんが、享保から延享年間(1716年~1748年)に活躍しました。号は釣雪斎といいましたが、ほぼすべての作品に「常正筆」と署名をしています。浮世絵師の川又常行の門人として画を学び、穏やかで上品な画風で数々の肉筆美人画を残しました。肉筆画のみで版画の作品はなく、少女のような愛くるしさを持つ中性的な肉筆の美人画を描きました。
4.川又 常正の代表作
- 浴室脇の男女図
- 羽根つき美人図
5.川又 常正の作品の買取査定ポイント
川又常正は確認されている作品数が少なく非常に希少なものとなっているため、真作であることが高額査定の重要なポイントです。正式な鑑定書が付属した保存状態のよい肉筆の浮世絵は、高額な買取額になる可能性があります。
代表的な査定ポイント- 肉筆の浮世絵か
- 作品の保存状態は良好か
- 落款や署名はあるか
- 鑑定書が付属しているか
6.川又 常正の作品の取引相場価格
川又常正の真作肉筆画は、国内外に確認されているものが50点前後と少なく、そのほとんどが美術館や博物館に収蔵されていることから、貴重な絵師であることがうかがえます。ネットオークションや古美術商にもなかなか出ることがなく、もし世に知られていない肉筆の真作が見つかれば、美術館級の歴史的発見ともいえるでしょう。川又常正の浮世絵と確認されれば、非常に高額な査定が期待できると考えられます。
7.川又 常正の作品の買取についてのまとめ
川又常正は、肉筆の浮世絵で活躍した絵師です。江戸時代から時を経て残された肉筆作品は非常に少なく、ほとんどが国内外の美術館などに収蔵されているため、市場では貴重なものとなっています。真作の肉筆画は高値の可能性があるので、一度査定してみてはいかがでしょうか。
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