川口 軌外(かわぐち きがい)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.川口 軌外の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

川口軌外は日本の洋画家です。20歳のとき、画家を志して上京し太平洋画会研究所に入所、また日本美術院にても多くの同輩に刺激を受けながら絵を学びました。その後渡仏し、ロート、レジェ、シャガールらに画技や美術論を学びました。洋画の技法に日本人的繊細さを結合させた、豊かな色彩と幻想的な画風が魅力の画家です。

このページの目次

2.川口 軌外という絵画作家について

川口軌外は洋画家・斎藤与里に大きな影響を受け画家を志します。日本で絵を学んだ後はさらなる技術の研鑽を求めて渡仏、前田寛治、小島善太郎ら在仏日本人画家との交流、ロートやレジェからの指導を経て、キュビスムを取り入れた独自の画風を確立していきます。鳥や貝、少女をモチーフにした作品が多く、幻想的な作風は多くの愛好家を魅了しています。

3.川口 軌外の絵画作家についての経歴など

川口軌外は1892年、和歌山県で誕生しました。1912年に上京し本格的に絵の勉強を始めます。1917年に二科展で初入選し1919年に渡仏、1923年からはパリ郊外のクラマールに住みロートやレジェから教えを受けました。1929年に帰国し『車のある風景』『寺院』『坐せる女』など10点の作品を出展し二科賞を受けました。翌年には独立美術協会の結成に参加し、画家として精力的に活動を行います。その後は独立展を多く開催し、1964年には和歌山県民文化賞を受賞します。1966年、病気のため亡くなりました。

4.川口 軌外の絵画代表作品とは

  • 車のある風景(1928年)
  • 少女と貝殻(1934年)
  • 群鳥(1938年)
  • 異影(1953年)

5.川口 軌外の絵画作品の買取査定ポイントを解説

川口軌外の作品は独特な作風が人気です。代名詞ともいえる「少女」「鳥」などをモチーフにした作品は高値で取引される傾向にあります。作品の大きさ、状態、額や箱の状態も査定額に反映させて頂きます。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 画面に傷や汚れがないこと
  • 額装の状態が良いこと
  • 本物と判断できるサインや署名の有無
  • 人気モチーフ画かどうか
  • 作品の大きさ

6.川口 軌外の絵画作品の取引相場や参考価格

インターネット上のオークションでは『巴里 セーヌ河』と題された作品に73,000円の取引価格がつきました。板に油彩で描かれたもので裏書に署名があります。板の汚れ、絵の具のひび割れなどありますが、総じて状態の良い作品だといえます。老舗額縁店の額装であり、額自体にも骨董品としての価値があります。画寸は約15.7cm×22.8cm、額寸は32cm×38.8cmで、川口軌外の名が入ったネームプレートも添えられています。 

7.川口 軌外の絵画作品の買取についてのまとめ

川口の作品は高い芸術性と独自の世界感に多くのファンがいます。画力にも定評があり、多くの収集家に注目されている画家の一人です。市場ではその作品は数万円~数十万円で取引されることが多くなっています。熱心なファンが多い画家なので、作品が市場に出るとスピーディな取引が活発に行われる傾向にあるようです。川口作と思われる作品をお持ちの方は、ぜひご一報下さい。

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