片桐 蘭石(かたぎり らんせき)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ
1.片桐 蘭石の絵画作品を売りたいお客様へのご案内
片桐蘭石は江戸時代後期の画家で、江戸に生まれています。名は隠、字は処翁、通称は桐隠で、別号を伯然叟、日々庵としました。江戸の文人画家として広く知られていて、花鳥山水に優れた画家であった渡辺玄対に師事しますが、自身は人物画を得意としています。
このページの目次
2.片桐 蘭石という絵画作家について
片桐蘭石は、石州流の茶人であった片桐宗幽の次男で、兄の宗古も江戸時代後期に活躍した茶人です。蘭石は、はじめ狩野派6代目の絵師である狩野栄川院に画を学び、のちに江戸画壇で権威となった渡辺玄対の門に入り学んでいます。師の渡辺玄対は精密な写生風描写と濃彩を特色とする重厚な画風で描いた花鳥画に優れましたが、蘭石は特に人物画を得意としました。また、和歌や茶事にも優れていたようです。
3.片桐 蘭石の絵画作家についての経歴など
片桐蘭石は、1763年頃に石州流の茶人、片桐宗幽の次男として生まれています。画は最初、狩野栄川院に学び、のちに渡辺玄対に師事して学びました。江戸で文人画家として知られた蘭石は、儒者の雲室や文人画家の広瀬台山らと親しく交流しました。また、雲室が結んだ詩文結社・小不朽吟社に広瀬台山が盟主として参加しており、文人画の普及に貢献しています。1824年に61歳で亡くなったとされていますが、1819年の説もあるようです。
4.片桐 蘭石の絵画代表作品とは
片桐蘭石のような古書画の部類では、和紙や絹本に描かれた作品がほとんどで、カビやシミ・虫食いなどのトラブルが多くあるようです。査定では不利になるので、高く買い取ってもらうには保管方法に注意して状態を良好に保っておくと良いでしょう。
代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら- 保存状態の良し悪し
- 落款や印章が確認できるか
- 正式な鑑定書の付属
- 退色や剥落などは見られないか
5.片桐 蘭石の絵画作品の買取査定ポイントを解説
片桐蘭石の作品は一般的な市場での取引は少なくなっていますが、高額で販売されている場合があります。販売していた作品では、肉筆とされる『花卉図』が80,000円という価格でした。作品には剥落があり、裏側に若干の染みがあるとされています。紙本墨画の肉筆作品で、落款と印章が確認できました。作品の大きさは、全体が縦184cm×横43.7cmで、本紙が縦118.5cm×横24.4cmです。
6.片桐 蘭石の絵画作品の取引相場や参考価格
文人画家として広く知られた片桐蘭石は和歌や茶事にも優れ、多くの江戸の文人たちと交流しました。画では人物画に優れた作品を残し、門下にも美人画を得意とした荒木寛快を排出するなど、その画業は高く評価されています。片桐蘭石の作品をお持ちであるなら、ぜひ一度お問い合わせ下さい。
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