柏木 如亭(かしわぎ じょてい)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.柏木 如亭の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

柏木如亭は江戸時代後期を代表する漢詩人です。日常を題材に自由闊達な表現が際立つ名作を数多く生み出し、文化文政期の江戸詩壇に大きな影響を与えました。書画にも優れ、日本各地に作品を残しています。独創の書や山水画は希少価値が高く、高値がつくことも十分にある作家です。

このページの目次

2.柏木 如亭という絵画作家について

柏木如亭は、早くから市河寛斎に師事し漢詩を学びます。寛斎の創立した江湖詩社に参加すると、めきめきと頭角を現し、斬新で情趣豊かな詩風で詩壇に革新をもたらしました。流行の服と美食を好む遊蕩の人生で、信濃、越後、伊勢など諸国を放浪し、書画を売り生活の糧としていたため、書画も多く制作しています。  

3.柏木 如亭の絵画作家についての経歴など

1763年、柏木如亭は江戸幕府御用達の大工の棟梁の家に生まれました。名は昶、字は永日、号は如亭のほか痩竹などとしています。江戸で江湖詩社の中心として活躍したのち、1794年、32歳の時に生業の大工棟梁の職を辞し詩人として生きる決意をします。その後は上州、信州、越後、さらには京都、伊勢、備中、讃岐など日本各地を遊歴し、詩作と書画制作に励みました。1819年、京都でその生涯を終えています。

4.柏木 如亭の絵画代表作品とは

  • 木工集
  • 如亭山人稿初集
  • 如亭山人遺稿
  • 詩本草

5.柏木 如亭の絵画作品の買取査定ポイントを解説

柏木如亭作品は古書画となり、贋作や模写などが出回ることも多くあります。そのため真作の価値はいっそう高まり、署名、落款、証明書などで真作の確認ができる場合は、多少古さがある作品でも高額取引となる可能性が高くなります。現在、市場では書作品は出回るケースがありますが日本画の流通数は少ないく、山水画などは希少性が高いといえ、意外な高値も期待できます。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 署名や落款があるかどうか
  • 作家の真作であるかどうか(証明書や鑑定書があるとなお良い)
  • 付属品が備わっているか(箱などが残っているか)
  • 作品サイズはどれくらいか
  • 保存状態はどのようなものか

6.柏木 如亭の絵画作品の取引相場や参考価格

柏木如亭は、詩作を主に行った作家のため書画の作品は大変希少価値が高く、一般的な市場に出回ることは多くはありません。こちらは書の作品となりますが、作品サイズが131cm×27cmの掛け軸として装丁された真作の三行書は、付属品として合箱が残り、シミ、ヨレ、ヨゴレ、ヤケ、虫喰いがある状態でしたが、122,000円で落札されました。また、画廊では山水を描いた日本画が取引中で値段の開示がないですが、現在でも買い手がつくほど人気があるため、真作の日本画があれば、高値での取引が見込めます。

7.柏木 如亭の絵画作品の買取についてのまとめ

柏木如亭は、己の詩情を追求するため放浪の人生を選んだといえます。彼が生涯をつぎ込んだ詩と書画は現在までも多くの人を惹きつけてやみません。貴重な真作の日本画などは、査定でも想定を超える高額取引になることもあります。柏木如亭作品がお手元にありましたら、古さの目立つ作品であっても一度査定に出されてみることをおすすめします。

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