笠井 誠一(かさい せいいち)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.笠井 誠一の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

笠井誠一は2019年の現在も、現代洋画界の第一線で活躍している洋画家です。画家が描く作品は、平明で簡素に見えますが、物の形や配置による空間の構成を追求して生み出されています。親しみやすいモチーフと画風からファンも多く、人気が高い画家です。

このページの目次

2.笠井 誠一という絵画作家について

笠井誠一は、フランス政府給費留学生に合格して渡仏しています。パリで国立高等美術学校のモーリス・ブリアンション教室に通い、そこで、西洋絵画の伝統的な手法や精神、色・絵の具・形をつくる、という3方面のアカデミズムを学びます。この経験が、画家として作品制作における原点となっていきました。帰国後は、愛知県立芸術大学で教鞭をとるなど、後進の指導にも取り組んでいます。

3.笠井 誠一の絵画作家についての経歴など

1932年、笠井誠一は北海道札幌市に生まれます。1959年に東京藝術大学専攻科修了後、フランス政府給費留学生に合格し、渡仏。サロン・ドートンヌに入選するなど活躍しました。1966年に帰国すると、新樹会に出品を続け、1970年代後半から現在のような静物画を中心とした作品が見られるようになります。1985年以後は、立軌会に同人として参加。また、現在に至るまで、多数の個展を開催しています。

4.笠井 誠一の絵画代表作品とは

  • 椅子とヴァイオリン(1961年)
  • キウイのある卓上静物(1983年)
  • ウクレレとかりんのある卓上静物(1999年)

5.笠井 誠一の絵画作品の買取査定ポイントを解説

笠井誠一は40年間に渡って現在のスタイルで静物画を描いています。そのため、円熟味を増した近年の作品のほうが人気が高い場合があります。製作年代が新しいので絵の状態も比較的良好で、査定額に差が出ているのは作品のサイズによるものが大きいようです。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 作品のサイズ
  • モチーフや色彩
  • 退色などないか

6.笠井 誠一の絵画作品の取引相場や参考価格

笠井誠一の作品は親しみやすいモチーフであることから、買取市場で人気があり多く取引されています。8号サイズの油彩画では、『カラー』という作品が308,000円で落札されていました。作品とキャンバス裏にサインがあり、額はスレなどありますが作品の状態は良好です。絵の大きさは、縦32.5cm×横44cm、額の大きさは、縦49cm×横61cmとなっています。また、キャンバス裏に製作年(2005年)の記載がありました。

7.笠井 誠一の絵画作品の買取についてのまとめ

笠井誠一は、花や果物、道具類などの限られたモチーフの中で、違う性質のものを組み合わせて独特な空間を生み出しています。その緻密な構築性が透明感あふれる画面としてあらわれるのです。現在も、日本を代表する画家として活躍されており、作品は高値での取引が期待できます。笠井誠一の作品をお持ちであれば、一度査定してみて買取額を知っておいてはいかがでしょうか。

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