狩野 安信(かのう やすのぶ)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.狩野 安信の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

狩野安信は、江戸時代の狩野派の絵師です。花鳥や山水、人物、仏画などを得意としていましたが、地道に古典を学び、モチーフを詳細に調査する姿勢を持っていました。狩野派の絵画理論確立の上で大きな功績を残して現在でも高く評価されており、査定時に高い金額を提示される可能性があります。

このページの目次

2.狩野 安信という絵画作家について

狩野安信は、粉本に学びながら丁寧で真面目な描線で、モチーフを的確に構成した「学画」という安信本人の言葉通りの作品を多く残しています。古典を通じて後の絵師たちに画を教え伝える考えは狩野派を代表する画論とされました。単調な筆墨が明快さや力強さに転化し、人物描写に優れた作品が多くみられます。

3.狩野 安信の絵画作家についての経歴など

狩野安信は、1614年に狩野孝信の三男として京都で生まれました。狩野宗家7代貞信が1623年に亡くなり、兄探幽が江戸に別家を構え、次男尚信も父の跡を継いでいたため、安信が10歳で養子となり宗家8代目を継ぎました。探幽や興以に画を学ぶ中で画技の研鑽に努め、後に法眼に叙せられました。鑑定にも優れており、1674年の内裏造営では62歳にして筆頭絵師とし、名実ともに狩野家の筆頭になりました。1685年に73歳で死去しました。

4.狩野 安信の絵画代表作品とは

  • 正宗院・松東院・清浄院像(1635年)
  • 釈迦四面像 逗子扉絵(1649年)
  • 牡丹獅子図

5.狩野 安信の絵画作品の買取査定ポイントを解説

狩野安信は狩野派を代表する絵師の一人で、その作品は江戸時代前期のため時代が古く貴重で、人気があります。模写も多く見られ真贋不明の場合もあるので、肉筆画の真作で、正式な鑑定書があればかなりの査定額になることが予想されます。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 肉筆画か
  • 作品の状態は良好か
  • 正式な鑑定書が付いているか
  • 共箱はあるか

6.狩野 安信の絵画作品の取引相場や参考価格

狩野安信の作品は模写がいくらか確認できますが、ネットオークションで真作肉筆画の『三十六人歌仙 画帖』が、243,000円で落札されました。サイズは、箱が縦38cm×横27.5cm×厚さ7.4cm、作品が縦30cm×横22cmで、非常にきれいな状態です。狩野安信の日本画作品は貴重なため高値での取引が見込めますので、査定を受けてみることをおすすめいたします。

7.狩野 安信の絵画作品の買取についてのまとめ

狩野安信は、地道に努力して狩野派随一の理論派の画家として人気が高い画家です。江戸時代に描かれた真作の肉筆画は非常に貴重で、市場に出ることが多くの人に期待されています。一度お手元の狩野安信の作品を確認していただき、査定されてみてはいかがでしょうか。

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