狩野 常信(かのう つねのぶ)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ
1.狩野 常信の絵画作品を売りたいお客様へのご案内
狩野常信は、江戸時代前期の幕府に仕えた御用絵師です。狩野探幽に近い画風で、探幽の意図を理解し再現できる画力を持った数少ない絵師とされ、狩野派の繁栄の基礎を固めたと評価されています。狩野常信の作品は今でも人気があり、文化財や美術館級のものも多く、買取額も高値になる傾向があります。
このページの目次
2.狩野 常信という絵画作家について
狩野常信の画風は、狩野探幽のような幽遠さはないながらも、構図の位置関係の整理や合理化を取り入れ、さらなる装飾と綿密さで描いているため、より明快で華やかな印象です。福禄寿を得意としてさまざまな作品を残しました。狩野永徳に学んだと思われる力強い作品も残っていますが、晩年はおだやかで繊細な画風に変わりました。
3.狩野 常信の絵画作家についての経歴など
狩野常信は、1636年に京都に生まれ、15歳で狩野派を継ぎました。狩野探幽に画を学んだとされ、徳川家綱の御用を勤めました。徳川光圀にも引き立てられ『槐記』には近衛家の画事を勤めた記事が載っています。和歌も学び、古画の学習に努め、後に「常信縮図」60巻という古画鑑定控え、粉本・画稿を残しました。幕府が朝鮮国王や琉球国中山王に贈った絵を制作するなど多くの功績を残し、1713年に78歳で亡くなりました。
4.狩野 常信の絵画代表作品とは
- 歌意名所絵図巻(1665年)
- 楼閣山水図(1669年)
- 源義経像
5.狩野 常信の絵画作品の買取査定ポイントを解説
多くの作品が国内外の美術館に収蔵されているため、市場に出回る作品が非常に少なくなっています。肉筆画の真作であるかが高額査定の重要なポイントです。日本画で証明となる鑑定書が付属されていれば、さらに査定額が高くなります。
代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら- 正式な鑑定書が付いているか
- 共箱はあるか
- 落款はあるか
- 肉筆画の真作であるか
6.狩野 常信の絵画作品の取引相場や参考価格
狩野常信の作品は模写がいくらかネットオークションで確認できますが、時代が古いため真作は貴重です。過去に『紙本彩色草花扇面画帖 全36図』が、251,000円で落札されました。サイズは、画帖が縦28.5cm×横32.8cm×厚み4.5cm、本紙が縦14cm×横29cmで、経年劣化していますが良好です。また『簫湘八景図』 という山水画は150件ほどの入札の末、120,000円で落札されています。狩野常信本人の日本画作品はかなり人気が高いため、高額査定が見込めるでしょう。
7.狩野 常信の絵画作品の買取についてのまとめ
狩野常信は、幕府の御用絵師として狩野派の作品を多く残しました。とても古い時代に描かれましたが常信の作品は現在も人気が高く、多くの人が真作を求めています。お手元に狩野常信の貴重な一品をお持ちでしたら、高値が期待されますので、一度査定されてみてはいかがでしょうか。
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