狩野 高信(かのう たかのぶ)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.狩野 高信の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

狩野高信は、江戸時代中期にかけて活躍した幕府の御用絵師です。木挽町狩野家6代目の絵師狩野典信らとともに徳川家治に仕え、狩野派を盛り立てた絵師の一人として高く評価されています。狩野高信の作品は今でも人気があり、買取額も高値になる傾向があります。

このページの目次

2.狩野 高信という絵画作家について

狩野高信の画風は、父狩野英信について先祖伝来の粉本(絵手本)や筆法を忠実に学んだものと考えられます。高信本人の作品はあまり残っておらず、一国の画壇に君臨した狩野派の宗家である中橋狩野家の当主であり、幕府の御用絵師として、一門の絵師を率いて内裏や城郭などの障壁画を多く制作していたと推定されます。奥絵師として将軍に仕え、大量の障壁画制作をこなしていたようです。

3.狩野 高信の絵画作家についての経歴など

狩野高信は、1740年に狩野英信の長男として生まれ、画を父に学びました。後に父の跡をうけて狩野派宗家の中橋狩野家12代目を継ぎました。花鳥画を得意として、幕府徳川家の御用絵師となりました。奥絵師は旗本と同格とされ、将軍への「お目見え」と帯刀が許された格式の高い存在でした。1773年には法眼に叙せられ冶部卿と称して永徳と号しました。門下には江戸琳派の祖である酒井抱一や狩野永琳を輩出しています。1795年に55歳で亡くなりました。

4.狩野 高信の絵画代表作品とは

  • 旭図

5.狩野 高信の絵画作品の買取査定ポイントを解説

狩野高信の作品は、非常に少なく貴重なものとなっています。幕府徳川家の御用絵師としての高信の作品が見つかれば、かなりの高額査定が期待されます。真贋不明の作品や模写も多いため、肉筆画の真作であるかが高額査定の重要なポイントです。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 落款はあるか
  • 肉筆画か
  • 正式な鑑定書が付いているか
  • 共箱はあるか

6.狩野 高信の絵画作品の取引相場や参考価格

狩野高信の作品は、現在出回っている数が非常に少なく、なかなかネットオークションなどでも出品されない状態です。インターネット上では『無限扶桑六十州』の山水景勝画が118,800円で販売されています。サイズは、紙面が縦91.8cm×横28.8cm、幅面が縦173cm×横cmで桐箱入りの掛軸作品です。さらに日本画の作品であれば希少性も高く、本人作で状態がよいものは高額査定が期待できるでしょう。

7.狩野 高信の絵画作品の買取についてのまとめ

狩野高信は、宗家として狩野派一門を率いて活躍した絵師です。奥絵師として幕府徳川家の元で華々しく活躍した中で、高信個人の作品は非常に少ないのが現状です。そのため、真作の肉筆画は貴重で高値の可能性があるので、一度査定してみてはいかがでしょうか。

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