金子 雪操(かねこ せっそう)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.金子 雪操の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

金子雪操は本名を大美といい、江戸時代後期の文人画家です。貧困の中にあっても、名誉や金銭には意もかけずに日々古画の学習に精進するような人物であったと言われています。雪操が苦心の末に確立した、緻密に山水を描く技法「青緑山水図」は高い評価を得ました。

このページの目次

2.金子 雪操という絵画作家について

金子雪操は少年のころ、伊勢長島藩主である増山雪斎に仕えています。雪斎からは画技も学んでおり、「雪操」の号を授けられました。官を辞したあと、文人画家の釧雲仙に山水画を学んでいます。このときに青と緑を中心とする各種の顔料を使って、緻密に山水を描く技法「青緑山水図」を確立しました。また、人文画をベースに、様々な技法を駆使して対象を効果的に描き出す画風は高く評価されています。

3.金子 雪操の絵画作家についての経歴など

1794年、金子雪操は江戸の幕臣であった犬塚氏の家に生まれ、のちに金子家の養子となっています。はじめ伊勢長島藩主である増山雪斎に仕え、官職を辞したあとは釧雲仙に山水画を学びました。1837年には吹田村竹中知行所の代官井内左門の招待により吹田を訪れ、寺社旧家に数多くの作品を残しています。8、9年ほどの滞在時における画業から「大阪画壇」と呼ばれました。大阪に戻ったあと、1857年に亡くなっています。享年64歳。

4.金子 雪操の絵画代表作品とは

  • 関帝聖君

5.金子 雪操の絵画作品の買取査定ポイントを解説

古書画の部類は贋作や工芸品が大変多くなっています。金子雪操の作品も真作でなければ高値での取引は期待できませんので、鑑定書があれば査定時に有利です。また、作品のサイズや保存状態、箱の有無などによっても査定額が大きく変動します。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 真作であるか(正式な鑑定書の付属)
  • 絵のダメージの程度
  • 付属品は揃っているか
  • 保管方法は適切か

6.金子 雪操の絵画作品の取引相場や参考価格

金子雪操の作品はインターネットオークションでの取引が少なく、販売されている作品では『瀑布図』に85,000円の値段がついていました。絹本水墨で箱入りとなっています。状態は本紙に小さい折れがあると記載されていました。大きさは、全体が縦187cm×横49cmで、本紙が縦109cm×横36cmです。金子雪操の作品は希少価値が高く、真作で状態が良好であれば高価買取が期待できます。

7.金子 雪操の絵画作品の買取についてのまとめ

金子雪操は多彩な技法や豊かな表現力で、さまざまな画題を効果的に描きだしました。また、2016年に大阪の吹田市博物館で「魅せる!青と緑 浪華の文人画家・金子雪操」が開催されるなど、近年さらに評価が高まっています。金子雪操の作品をお持ちの方には、ぜひ一度査定に出されてみることをおすすめします。

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