加賀美 勣(かがみ いさお)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.加賀美 勣の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

透明感のある風景画や、具象と抽象が混在する静物画で評価の高い加賀美勣は、59歳の若さで惜しまれながら亡くなったこともあり、その作品は高く評価されています。画廊での販売やネットオークションなどでもよく取引されている加賀美の作品は、高額での査定が期待できます。

このページの目次

2.加賀美 勣という絵画作家について

ビビッドな色彩で描かれる静物画、そして青い空や緑とのコントラストが美しい風景画を好んで描いた加賀美勣の作品は独特の世界観を構築しています。特に田園風景を描いた風景画は、まるで時が止まってしまったかのような静寂を感じさせます。また、静物画ではトレードマークのようにスイカのような赤い三角の物体が描かれ、見る者を不思議な世界に誘います。そうした作品を国画会展へ出品し続けた加賀美は、同時に首都圏や名古屋で個展の開催も行い、高く評価されていました。

3.加賀美 勣の絵画作家についての経歴など

1939年に山梨県甲府市に生まれた加賀美勣は、地元の高校を卒業後、1958年に東京芸術大学美術学部絵画科に入学しました。そのまま同大学大学院に進学し、在学中に大橋賞を受賞しています。1966年からは愛知県立芸術大学にて教員として働きはじめ、同年に第40回国画会展へ初出品した『食後に(1)』『食後に(2)』が国画賞40周年記念賞を受賞しました。第41回の同展では『一人で昼食』『早朝の食事』にて図画賞を受賞し、会友に選ばれます。1971年、勤め先だった大学の在外研修員としてヨーロッパ、アメリカに渡り、現地でさらに絵を磨いた積んだ加賀美は、帰国後、大学で学生たちの指導にあたりながら、国画会展への出品や個展の開催を行い、1992年には愛知県立芸術大学に教授として就任しています。その7年後の1999年、加賀美は長野県の病院で急性肺気腫で他界しています。享年59歳でした。

4.加賀美 勣の絵画代表作品とは

  • 食後に(1)
  • 一人で昼食
  • 早朝の食事
  • 三つのスイカ

5.加賀美 勣の絵画作品の買取査定ポイントを解説

加賀美勣の絵はネットオークションでもよく取引されています。絵画の場合、画面のうえに「I kagami」のサインがあるものや、額の裏に本人の署名とタイトルが記されたものは本物と思われます。きちんとした鑑定書がついているほうが高い価格での査定が望めます。額などとともに、良好な状態で保存されているとさらに価値が高まるでしょう。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 画面にサインがあるか
  • 額の裏に署名などがあるか
  • 鑑定書がついているか
  • 保存状態が良いか

6.加賀美 勣の絵画作品の取引相場や参考価格

ネットオークションでは縦53cm、横72cmの風景画『盛夏樹林』が53,000円の価格で落札されました。また、希少な画集を額装した『畑地』でも19,000円の価格が付いており、静物画、風景画ともに人気が高くなっております。また、岡山県のギャラリーでは10号サイズの静物画『紫の器』が230,000円で販売されていました。

7.加賀美 勣の絵画作品の買取についてのまとめ

風景画や静物画を得意とした画家の中でも、加賀美勣の作品が醸し出す空気感は独特です。具象として描かれながらも、まるで夢のなかの風景のように、強いコントラストのなかで描き出される田園風景や、不思議な空気のただよう静物画は、今も絵画ファンの心を捉えて止みません。作品をご所有の方は、査定を検討してみてはいかがでしょうか。

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