徐 悲鴻(じょ ひこう)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.徐 悲鴻の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

徐悲鴻は、20世紀の中国を代表する洋画家です。清朝末期から中華民国樹立・中華人民共和国の建国に至る激動の時代を文化面で支え、中国現代美術の礎を築きました。西洋画法を中国の伝統芸術に応用して、伸びやかで力強いタッチで描かれた墨絵や油絵が、徐悲鴻作品の象徴です。

このページの目次

2.徐 悲鴻という絵画作家について

徐悲鴻は20世紀前半に活躍した洋画家・教育者です。中国の伝統芸術に西洋の写実主義を融合させ、独特かつ生き生きとした描写によって中国絵画を再定義しました。徐悲鴻の登場をきっかけに中国美術の転換期を迎えます。西洋画法を取り入れつつ伸びやかで雄大に描かれた彼の作品は、今なお「国絵」として絶大な評価がなされています。中国美術の発展と伝統と西洋文化の架け橋となった人物と言えるでしょう。

3.徐 悲鴻の絵画作家についての経歴など

徐悲鴻は1894年、清国・江蘇省に生まれました。幼少期より父から詩文・書画を学び、17歳で上海・震旦大学で絵画を習得します。1917年に日本へ、1919年より8年に渡ってフランスへ遊学し写実主義的な西洋技法に磨きをかけました。帰国後は、北京芸術学院で教職に就き、大学教授・芸術学院長を歴任します。1953年に逝去するまで中国美術の発展に尽くしました。当時の社会背景から、革命を題材にした作品を描いていましたが、世界大戦終結後は社会主義リアリズムに基づいた美術教育を推進します。伝統的な中国芸術に西洋画法を織り交ぜて中国芸術を再定義した功績から彼の絵は「国画」と認定されています。

4.徐 悲鴻の絵画代表作品とは

  • 馬(連作)
  • 燕燕於飛(1935年)
  • 鞭を放せ(1939年)

5.徐 悲鴻の絵画作品の買取査定ポイントを解説

徐悲鴻の作品は、真作であれば高値で取引される傾向にあります。中国本国で「国絵」の礎を築いただけあって、真作であれば非常に高額です。まず徐悲鴻の真作であるかどうかが大切です。そのためには本人の直筆サインがあること、並びに鑑定証明書による証明が必須となります。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 真作であること
  • 作品の証明がある(直筆サイン、鑑定登録証など)
  • 状態が良い(欠損、汚れがない)
  • 出来栄えが良い

6.徐 悲鴻の絵画作品の取引相場や参考価格

徐悲鴻の絵画は墨画、油彩画を問わず高値で取引される傾向にあります。ネットオークションにて墨画『馬図』が48万1,000円で落札された実績があります。寸法102cm×51cm作品で、若干の汚れ・キズがありました。また画面には直筆サインと印鑑が記されて、中国の鑑定士によって肉質証明がなされていました。また海外でも絶大な評価がされており、2008年に香港でサザビーズ主催で開かれたオークションで『鞭を放せ』が出品され、7200万香港ドル(推定11億円)で落札されました。また2010年には1935年の作品『燕燕於飛』が1千万元(当時、推定1億2000万円)という高額で落札となっています。

7.徐 悲鴻の絵画作品の買取についてのまとめ

徐悲鴻は、西洋画法に基づいた写実的で精緻な作品を残しています。墨絵で描かれた作品群『馬』など、世界的にコレクターが追い求めているほどです。作品によっては数億円の価格で落札されるほど人気のある作家のため、今後も高額な買取が期待できると言えます。徐悲鴻の作品をお持ちの方は、ぜひ一度査定されてみてはいかがでしょうか。

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