Jean-Pierre Cassigneul(ジャン=ピエール・カシニョール)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.Jean-Pierre Cassigneulの絵画作品を売りたいお客様へのご案内

ジャン=ピエール・カシニョールは、20世紀後半よりフランスを中心に活躍している具象画家です。流行の衣装と花をあしらった帽子を身につけた女性像を大胆な構図と色彩で描いた作品で知られます。若くして才能を認められ、これまでにヨーロッパ各国やアメリカ、さらには日本各地で個展が開催されている人気の高い画家です。

このページの目次

2.Jean-Pierre Cassigneulという絵画作家について

ジャン=ピエール・カシニョールは幼少期に、父が経営していた高級仕立服を取り扱う洋裁店でモデルの女性のファッションショーなどを見て育ち、明るい色彩と曖昧な輪郭線で描かれたファッショナブルな女性像を描くことで人気を博しています。13歳の夏に、フランスのドーヴィルの海岸で「砂の芸術」コンクールにて女性像を作りあげたことで一等賞となり、話題を集めました。前衛的なグラフィックセンスはピエール・ボナールやエドゥアール・ヴュイヤールのナビ派期の作品を、鮮やかな色と感受性豊かな女性像はキース・ヴァン・ドンゲンの作品を彷彿とさせます。また日本の木版画や装飾美術からの影響もあったとされています。

3.Jean-Pierre Cassigneulの絵画作家についての経歴など

ジャン=ピエール・カシニョールは、1935年にパリで生まれ、17歳にしてルーシー・クローグ画廊で個展を開催しています。エコール・デ・ボザールに通い、1956年から1960年にはロジェ・シャプラン=ミディに師事しました。1958年にボザールで個展を開催し、翌1959年にサロン・ドートンヌのメンバーとなりました。パリ、日本、ニューヨークを中心に度々個展を開催、小説の挿絵やリトグラフ制作などにも取り組みながら現在もパリに暮らしています。

4.Jean-Pierre Cassigneulの絵画代表作品とは

  • 夢想(1964年)
  • 夏の午後(1981年)
  • 庭(2003年)
  • 灰色の斑模様(2006年)
  • 黄色い背景(2018年)

5.Jean-Pierre Cassigneulの絵画作品の買取査定ポイントを解説

ジャン=ピエール・カシニョールの買取査定にあたっては、まずは画家の本物の作品であるかどうかが重要です。来歴や出品歴、掲載歴がわかると査定の際、高額な評価につながる可能性があります。一般的には素描や版画よりも油彩画が、小さい作品よりも大きい作品が評価額が高くなる傾向にありますが、この画家はリトグラフ版画に人気があります。油彩画では剥落やヒビ、素描・版画では、シミや破れなどがないかも査定額に反映されます。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • ジャン=ピエール・カシニョールの本物の作品であるかどうか
  • 素材、技法は何か
  • 展覧会の出品歴や雑誌などの掲載歴があるかどうか
  • 作品に欠け、シミ、日焼け、カビなどがないかどうか
  • 出来栄えが良いかどうか

6.Jean-Pierre Cassigneulの絵画作品の取引相場や参考価格

ジャン=ピエール・カシニョールの作品は、日本国内でも大変人気があり買取業者も積極的に取り扱っている他、ネットオークションでも頻繁に取引があります。本紙サイズが77cm×59cmのリトグラフ『クリスティーヌ』がネットオークションに出品された際には、120件の入札があり27万円で落札されました。保証書付きで、41cm×31.8cmの比較的小ぶりの油彩で描かれた女性の絵『りんご』が、73件の入札を集めて42,700円で落札された例もあります。

7.Jean-Pierre Cassigneulの絵画作品の買取についてのまとめ

ジャン=ピエール・カシニョールは、明るい色彩と大胆な構図で描かれたフランスらしいファッショナブルな女性像によって、とりわけ日本国内で人気を博しています。リトグラフ作品の評価も高く、出来栄えやサイズによっては油彩画をしのぐ高額での取引が行われています。業者も積極的に買取を行っていますので、カシニョールの作品をお持ちでしたら一度査定に出されてみてはいかがでしょうか。

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