Jacques-Louis David(ジャック=ルイ・ダヴィッド)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.Jacques-Louis Davidの絵画作品を売りたいお客様へのご案内

ジャック=ルイ・ダヴィッドは、18世紀後半から19世紀初頭にかけてフランスで活躍した画家です。古代ギリシャ彫刻に見られるような均整のとれた美を理想とし、社会的、歴史的な主題を精緻な筆致で描いて新古典主義美術を確立しました。ナポレオンが擁護した画家としても知られ、歴史の教科書などにも頻繁に登場するフランスを代表する画家の一人です。

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2.Jacques-Louis Davidという絵画作家について

ジャック=ルイ・ダヴィッドは、初期にはロココ様式の影響を受けましたが、イタリア滞在時、ボローニャのカラッチ兄弟やカラヴァッジオ、プッサン、古代ギリシャ・ローマの芸術を学ぶことで徐々に古典主義的で厳格な様式を確立していきました。堅牢な構図と精緻で写実的な描写、説明的な明暗表現などを特徴とし、歴史上あるいは同時代の出来事を英雄的に描き出しました。肖像画にも優れた作例を多数残し、多くの優れた弟子を輩出したことでも知られます。

3.Jacques-Louis Davidの絵画作家についての経歴など

ジャック=ルイ・ダヴィッドは1748年にパリの商人の家に生を受けます。フランソワ・ブーシェ、ついでジョゼフ=マリー・ヴィアンに師事し、1774年にローマ賞を受賞、翌年から1780年までの5年間をローマで過ごしました。1784年にはルイ16世の注文で『ホラティウス兄弟の誓い』を制作していますが、革命後はロベスピエール、次いでナポレオンの庇護を受け歴史的な瞬間の数々を絵画化しています。ナポレオン失脚後はブリュッセルへ亡命し、1825年に同地で亡くなりました。

4.Jacques-Louis Davidの絵画代表作品とは

  • ホラティウス兄弟の誓い(1784年)
  • ソクラテスの死(1787年)
  • マラーの死(1793年)
  • サビニの女たち(1799年)
  • ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠(1805年~1807年)

5.Jacques-Louis Davidの絵画作品の買取査定ポイントを解説

ジャック=ルイ・ダヴィッドの買取査定にあたっては、画家の本物の作品であるかどうかがまず重要となります。来歴が判明していたり、証明書が付帯されていれば査定額に反映されることがあります。出来栄えが良く、サイズが大きいほど査定額は高くなるでしょう。剥落やカビがないかなどの状態の良し悪しも査定額を左右するポイントです。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • ジャック=ルイ・ダヴィッドの真作であること
  • 来歴、出品歴、掲載歴が分かるかどうか
  • 出来栄えが良いか
  • サイズが大きいものかどうか
  • 状態は良いか

6.Jacques-Louis Davidの絵画作品の取引相場や参考価格

ジャック=ルイ・ダヴィッド作品の買取価格が国内の画廊やオークションサイトなどで公開されることは稀ですが、海外のオークションでは肖像画や油彩習作、スケッチなどを中心に高額な落札事例があります。2008年のクリスティーズニューヨークでは、1820年作で59.4cm×46.5cmの『ラメル・ド・ノガレの肖像』が720万9,000米ドル、日本円にして約7億6,000万円で落札されています。また、代表作『マラーの死』の習作で16.8cm×14.9cmの素描が2007年のサザビーズに出品された際には、13万2,000ポンド、日本円にして約1,650万円で落札されました。

7.Jacques-Louis Davidの絵画作品の買取についてのまとめ

ジャック=ルイ・ダヴィッドは、絶対王政期からナポレオン失脚までの時代の荒波を乗り越え、多くの優れた作品と弟子たちを残し、古代ギリシア・ローマの美を規範とした新古典主義の絵画を世に広めることに大いに貢献しました。オークションでは極めて高額で落札されており、小型の肖像画や素描でも査定に出されれば高い評価額が期待できる画家です。

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