Jacopo da Pontormo(ヤコポ・ダ・ポントルモ)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ
1.Jacopo da Pontormoの絵画作品を売りたいお客様へのご案内
ヤコポ・ダ・ポントルモは、マニエリスム期の画家で、本名は「ヤコポ・カルッチ」です。技巧派で、柔らかな筆遣いと繊細な色合いにより、優美な世界観を持つ名作を多く生み出しています。光と影を巧みに溶かし合わせ、どことなく翳りを帯びた画風が特徴です。優れた素描家としても知られています。
このページの目次
2.Jacopo da Pontormoという絵画作家について
ヤコポ・ダ・ポントルモはアンドレア・デル・サルトに師事して画技を学びました。画家として活動を始めた初期では、フィレンツェ盛期ルネサンスの影響を受けていましたが、後にルネサンス様式を脱しマニエリスムへと志向を転じていきます。メディチ家別荘の装飾やサンタ・フェリチタ聖堂の装飾といった仕事を手がけ、フィレンツェ・マニエリスムの発展の基礎を固めた画家です。
3.Jacopo da Pontormoの絵画作家についての経歴など
ヤコポ・ダ・ポントルモは1494年にエンポリ近郊のポントルモ(現ポントルメ)で誕生しました。10歳の頃に両親を相次いで亡くしたポントルモは、メディチ家の宮廷画家であるベルナルド・ヴェットーリの計らいでレオナルド・ダ・ヴィンチのもとで絵を学びます。その後、マリオット・アルベルティネッリやピエロ・ディ・コジモの工房を経て、1512年頃にアンドレア・デル・サルトの工房に弟子入りします。画家としての初期作品では古典的なルネサンス様式に則った画風でした。しかし、徐々にルネサンス様式から脱し、やがて様式にとらわれない独自の作風を確立して多くの名作を生み出した後、1557年に亡くなりました。
4.Jacopo da Pontormoの絵画代表作品とは
- 受胎告知(1527~1528年)
- 聖母と子供と本(1540~1545年)
- 十字架降下(1525~1528年)
- 聖母マリアのエリザベト訪問(1514~1516年)
- カルミニャーノの訪問(1528~1530年)
5.Jacopo da Pontormoの絵画作品の買取査定ポイントを解説
ヤコポ・ダ・ポントルモは生涯を通して400点を超える作品を生み出したといわれています。しかし、現存する作品は少なく、大変希少価値があるため、真作が発見されると高額が付く可能性があるのです。独特な作風や色使いなど、ポントルモ作と判断できる要素が多くなれば評価が高くなると考えられます。
代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら- 絵画作品かそれ以外か
- 宗教画かそれ以外か
- 作品サイズ
- 制作された時期
- 作品の保存状態
6.Jacopo da Pontormoの絵画作品の取引相場や参考価格
ヤコポ・ダ・ポントルモの『鉾槍兵の肖像』は、1989年にニューヨークのクリスティーズのオークションにて、3億5,200万米ドルで売買されました。現在の日本円にして、約290億円です。この作品は1537年頃のものとされており、J・ポール・ゲティ美術館によって購入されたものです。柔らかな色彩と独特な遠近表現で描かれており、数あるポントルモ作品の中でも屈指の絵画だといえます。また、世界的に希少価値のある画家なので、入手ルートなど確認させて頂く場合があります。
7.Jacopo da Pontormoの絵画作品の買取についてのまとめ
ヤコポ・ダ・ポントルモは死後400年近く忘れ去られていた画家で、近年になり正当に評価され始めました。数々のフレスコ画を制作しましたが、失われたものも多くあります。日本での知名度はまだあまり高くありませんが、今後知名度も人気も高まっていく可能性があります。ポントルモの作品と思われるものをお持ちの方は、ぜひお知らせ下さい。
その他の絵画について
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