岩佐 又兵衛(いわさ またべえ)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.岩佐 又兵衛の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

岩佐又兵衛は江戸時代初期に活躍した絵師です。武家の血筋を持ちながらも幼少期の苦難を逃れ、絵師としての生涯を送りました。「浮世絵の元祖」を形作った絵師であり、様々な画風を取り入れた独特で活力あふれる人物描写を得意とし、同時期の代表的絵師・俵屋宗達と並ぶ人物として称賛されています。

このページの目次

2.岩佐 又兵衛という絵画作家について

岩佐又兵衛は狩野派・海派・土佐派などの様々な流派の画風をもとに、古典や風俗を題材にした水墨画・屏風絵を残しています。あごや頬などの身体的特徴を強調して描き、登場人物にありありとした躍動感をもたらす独特の作風を形作りました。この又兵衛独自の画風が「浮世絵の始祖」と呼ばれる所以になりました。

3.岩佐 又兵衛の絵画作家についての経歴など

岩佐又兵衛は1578年に摂津国(兵庫県)に生まれました。父・荒木村重を父に持ちますが、村重は織田家臣ながら蜂起を決行。失敗し家臣・家族がほぼ全員殺戮されるなか幼い又兵衛は乳母に救われました。成人後は母方の姓を名乗り、織田信雄の小姓として文芸の技術を磨きます。織田家改易後は浪人になり京都で絵師として活動。大坂の陣が終結した後に福井藩の松平忠直に請われて越前国(現・福井県)へと移り20年余り活動したのち、終生の地として江戸に移り1650年、73歳で天寿を全うしました。生前、古典題材を中心に当時の文化・風俗を描いた作品を多く描き、江戸時代序盤を象徴する絵師として名を残しています。

4.岩佐 又兵衛の絵画代表作品とは

  • 三十六歌仙
  • 伊勢物語 鳥の子図
  • 洛中洛外図屏風(1615年ごろ)
  • 豊国祭礼図屏風
  • 浄瑠璃物語絵巻

5.岩佐 又兵衛の絵画作品の買取査定ポイントを解説

岩佐又兵衛の作品は保存状態の良い作品が少ないため、本人のものと判断するためのサインや落款の確認が難しいことがあります。そのため又兵衛自身が用いたとされる画風や画法も本人のものと判定する重要なポイントとなります。また、勿論ながら判別するためにも保存状態も重要になります。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 模写されていない、真作かどうか
  • 保存状態は良好か
  • 保存状態は良好か
  • そのほか鑑定士による証明証の有無

6.岩佐 又兵衛の絵画作品の取引相場や参考価格

岩佐又兵衛の作品は現存する物が少なく、取引例も少ないため真作であれば高価での取引価値があると考えられます。また、模写作品であれば『元禄風俗画』『三十六歌仙』がそれぞれ70,000円、50,000円での落札実績があります。もし真作と認められるならば、さらなる高値がつく可能性があります。

7.岩佐 又兵衛の絵画作品の買取についてのまとめ

波乱に満ちた生涯と幼少期に抱いた複雑な感情を、絵師として力強く残した岩佐又兵衛。「浮世絵の祖」とも言われる彼の作品には強力な躍動感と絶大な価値があります。岩佐又兵衛の作品と思われた場合には、ぜひ査定していただきましょう。

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