いわさき ちひろの作品を高価買取!絵画作家の査定ポイントを徹底解説!
1.いわさき ちひろの作品を売りたいお客様へ
いわさきちひろは日本を代表する画家であり絵本作家です。14歳で岡田三郎助の門をたたき、デッサンや油絵を学びました。一時期書家を目指し小田周洋に師事しますが、終戦後は丸山俊についてデッサンを学びました。画家として多くの作品を手掛け、絵本にも力を入れました。その透明感のある子どもの絵は世界的に人気が高く、根強いファンも多く市場での需要も大変高い女流作家です。
このページの目次
2.いわさき ちひろについての解説
いわさきちひろの作品のモチーフはほとんどが子どもです。これはいわさきちひろの生涯にわたるテーマである「子供の幸せと平和」に基づいており、子供への深い愛情に満ち溢れた作品となって人々の共感を得ました。透明感と浮遊感のある筆致で様々な子供の情景を描き続けたいわさきちひろの作品は、世界中にファンを持ち市場での需要も高いです。自筆の作品であれば大変良い査定額となる人気作家です。
3.いわさき ちひろの歴史
いわさきちひろは1918年に福井県で生まれました。14歳で岡田三郎助にデッサンや油絵の基礎を学びました。美術学校への進学は諦め、洋裁学校に入学し、同時に小田周洋に師事し書を学びます。1939年に婿養子を迎え満州大連に渡りますが、翌年には死別して帰国しました。再び絵を学ぶために中谷泰に師事します。長野で終戦を迎えますが、共産党への入党を機に上京し丸山俊に師事してデッサンの研鑽を積みました。1950年松本善明と再婚し一子を得て、画家として多くの作品を手掛けます。1960年の油彩作品『子ども』を最後に水彩画に絞り、絵本作家として邁進しました。1974年肝臓がんにより55歳で永眠しました。
4.いわさき ちひろの代表作
- 子ども(1962年)
- 十五夜の月(1965年)
- 小鳥と少女(1971年)
- 赤い毛糸帽の女の子(1972年)
5.いわさき ちひろの作品の買取査定ポイント
いわさきちひろの作品は世界中にファンが存在する日本を代表する作家です。その人気も需要も大変高く、様々な技法を駆使して描かれた真筆の絵本原画などが市場に出れば大変良い査定額となることが見込めます。あとは保存状態と真作である証明と作品の大きさがポイントとなりますが、コンディションの良い作品であれば破格の査定額が期待できます。
代表的な査定ポイント- 真作の証明があるか
- 額装はしてあるか
- 作品の大きさはどうか
- 保存状態はどうか
- 有名な絵本の原画か
6.いわさき ちひろの作品の取引相場価格
いわさきちひろの作品は大変人気があり、0号といった小品であっても良い取引額となります。例えば『着物を着た羽子板と羽をもつ女の子』という作品は、多少の経年劣化がみられるものの良い保存状態で、画寸18.2cm×12.1cm、額寸31.8cm×30.2cmで28万円で取引されました。他にも『少女図』という彩色デッサン作品は、画寸31.5cm×22.5cm、額寸52.5cm×43.5cmで良好なコンディションの作品が約22万円でした。
7.いわさき ちひろの作品の買取についてのまとめ
いわさきちひろは子供を愛し、子供の幸せと平和を希求し続けた画家であり絵本作家です。いわさきちひろの描く子どもの絵は、幻想的でほのぼのとしたものから、戦争下にある悲しい目をした子供まで様々ですが、全ての子供に向けられたいわさきちひろの愛情がにじみだしていることは共通しています。いわさきちひろの作品は市場での需要も高く、非常に良い査定額となることが期待できます。作品をお手持ちであれば、ぜひご連絡をいただければと思います。
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