岩井 昇山（いわい　しょうざん）の絵画買取なら査定金額を比較できる「SATEeee絵画買取」へ

1.岩井 昇山の作品を売りたいお客様へ

明治から昭和にかけて活躍し、「幻の画家」とも称される日本画家です。吉澤雪庵や松本楓湖といった人物に師事し、山水画を残したとされますが、詳細は明らかでない点も多い人物です。近年、地元埼玉を中心に再評価の兆しが生まれており、インターネットオークションでも高値での取引が見られます。

2.岩井 昇山についての解説

岩井昇山は詳細な活動記録が判明していないことから、「幻の画家」と称されています。東京に生を享けましたが、後年は埼玉・寄居で過ごしました。人との交わりを最低限まで断ち、浮世離れした生活を送っていた、と伝えられています。長年その存在は埋もれていましたが、2006年に美術史『Bien』が岩井昇山の特集を組むと、「これほどの画家が地方にいたとは」との反響が編集部に寄せられ、徐々にその人気は高まりを見せています。

3.岩井 昇山の歴史

岩井昇山は1871年、明治の世の東京に生まれました。はじめは北派の画家・吉澤雪庵に師事しています。その後、容斎派の画家・松本楓湖の門人となりました。画壇の表にほとんど姿を表さず、展覧会への出品記録もほとんど見られないことから、「幻の画家」と称されています。山水画を中心に、独自の透明感あふれる画風を確立しました。1953年没。

4.岩井 昇山の代表作

• 月下高士舟遊之図
• 老木に梟図

5.岩井 昇山の作品の買取査定ポイント

岩井昇山本人の作品であると確認できることが重要です。落款の部分を後からつけたした悪質な贋作も出回っていますので、注意しましょう。正式な鑑定書がついていると、高額査定を受けやすくなります。また、保存状態の良さも重要です。箱などの付属品がついており、紙に破れや折れがなければ、より高値で取引される傾向にあります。

代表的な査定ポイント

• 真作の証明（鑑定書、証明書）
• 付属品は揃っているか（共箱・栞など）
• 保存状態は良好か
• 作品の傷み具合（破れ、縮みなど）

6.岩井 昇山の作品の取引相場価格

岩井昇山の額装作品は市場に出回ることが少ないようですが、ネットオークションでは掛け軸作品の出品がありました。『月下高士舟遊之図』は82,500円で落札された、本紙縦123cm×横43cmの作品で、出品者によって真作保証がなされています。額装作品での取引実績は確認できていませんが、今後市場に出品されることがあれば、高値が付くことも期待できます。

7.岩井 昇山の作品の買取についてのまとめ

長年埋もれていたものの、近年になって評価が高まりつつある岩井昇山。インターネットオークションでの取引も活発に行われています。お手元に岩井昇山の絵画作品をお持ちの方は、一度査定に出されてみてはいかがでしょうか。高値での高額査定を受けられるかもしれません。